S4お疲れ様でした。今回はS4で使用した構築について書いていきたいと思います。
【構築概要】
・タチフサグマ@かえんだま 意地H4AS252
はたきおとす/空元気/ブロッキング/投げつける
・ドリュウズ@気合の襷 陽気AS252D4
・ロトム水@バンジの実 図太いH252B140C60D4S52
・ピクシー@アッキのみ
図太いH252B244C4D4S4
ムーンフォース/火炎放射/瞑想/月の光
カビゴン@食べ残し 腕白HB252D4
ベビーボンバー/アームハンマー/欠伸/守る
じゃれつく/ゴーストダイブ/鬼火/トリック
【構築経緯】
シーズン中盤に身内のよしこぽけが使用し瞬間1位を取っていたスカーフミミッキュ+ピクシーが強そうだったのでこの2匹から構築を組み始めた。
またミミッキュ以外にも鬼火が撒けて、サイクルを回せる枠として混乱実水ロトムを採用。
ここでピクシーで詰める上で邪魔になる駒がドリュウズ、トゲキッス、ヒヒダルマ、ラプラス、炎タイプ、毒持ち受けポケモン、天然や黒い霧持ちポケモン(ピクシーミロヌオーetc)、パッチラゴンら辺になると思ったのでここに強くなるようアムハンヘビボン脂肪残飯カビと剣舞型破りドリュウズを採用した。
最後に受け崩しとして竜舞ラムドラパを採用してたが、いまいち使いこなせなかったのと相手の鬼火ドラパが重かったのでそこに強く出れる崩し枠としてタチフサグマに変更し、構築が完成した。
【構築詳細】
・タチフサグマ@火炎玉
意地っ張りH4AS252
実数値:169-156-121-x-101-147
鬼火ドラパルトや欠伸ループに強い崩し枠。結構マークが薄いポケモンなのもあってこいつが重い構築はかなり多く、多くの相手を崩壊させた。スタンパ相手にも意地根性空元気で無振りキッスやギャラ、H振りアシレーヌ程度なら確定で落とせるので出したらかなり場を荒らせた。
前期1位がブロッキングではなく守るを推奨していたお陰かあまり警戒されることはなく、相手のbを下げワンパンできる範囲がかなり増えた。また、ミミッキュに交代読みで皮破りながら火傷させたり、ギャラ対面ダイマ読みで投げつけることで被ダメを抑えて取っておけたりなどすり替えを投げつけるに変更したメリットもかなり大きかった。
選出率4位
・ドリュウズ@気合いの襷
陽気AS252D4
実数値:185-187-80-x-86-154
相手のパッチラゴン、天然勢、FCロトム等が入った構築に有利に試合を進めるための枠。そもそも剣舞型破りドリュウズが考慮されることがかなり少なく、交代読みで剣舞を積極的に撃つことで3タテルートに入ることも少なくなかった。
また、型破りドリュウズの一貫を作る上での最大の課題が目の前の敵を倒したところで裏の上から殴ってくる潰し枠に簡単に潰されてしまう(ドラパサザンダルマミミッキュエースバーンetc)事だが、高速スピンで自分でsを上げれるようにした事でそれを解消した。副産物としてステロや宿り木を解除できるのでそれによって拾えた試合もいくつかあり非常に便利な技だった。
ミミッキュで鬼火トリック決めたブレバ1wアーマーガアをこいつで起点にする瞬間が世界一楽しかった。
選出率6位
・ロトム水@バンジのみ
図太いH252B140C60D4S52
実数値:157-x-159-133-128-113
過労死枠①。崩しからクッション、展開補助までできる万能枠だが命中不安技を連打することになりがちで心臓に悪いポケモン。今期は準速のラプラスやアシレーヌがそこそこ居たのでこのsラインの調整は割と活きたように感じた。襷ガルドはこいつで初手ドロポン運ゲしてた。
カビゴン入りには空元気の威力が上がりかねないので安易に鬼火を撃たないよう気をつけた。
選出率3位
・ピクシー@アッキの実
図太いH252B244C4D4S4
実数値:202-x-136-116-111-81
構築の軸。環境に蔓延していたドラパカビミミに圧倒的に強く、一見不利な対面も場を整えれば起点にできるのでめちゃくちゃ強かった。大文字でなく火炎放射なのはアーマーガアに羽連打でppを枯らされないようにするため。
ただこいつの耐久はアッキのみ発動があってのものなので安易に消費しないよう、ラス1や有利対面でのボルチェンや釣り出しなどからなるべく出すよう気を付けた。
ミミッキュとの対面はダイホロウを撃たれる可能性がかなり高いので月光から入り、b-1になったらカビゴンかタチフサグマに引いていなしてた。また、ギャラドスなど雨や砂を撒くことで月光の回復量を減らし突破を狙ってくる連中には相手のダイマ2ターン目にダイバーン→3ターン目にダイウォールを合わせることで逆に起点にできる。(この場合晴れターンが1ターン無駄になるが雨下の向こうの3ターン目に向こうにダイウォール→飛び跳ねるで雨のままこちらのダイマが終わってしまうと試合が終わるのでこのように行動していた。)
有利対面を作って相手の裏にドリュウズがいる場合は火炎放射を交代読みで積極的に押してた。
選出率1位
・カビゴン@食べ残し
腕白HB252D4
実数値:267-130-128-x-131-50
構築の過労死枠②。主にピクシーが苦手なドリュウズやトゲキッスを見てもらう他、クッションとしてピクシーや他のポケモンの場を整える役割を果たしてくれた。
構築の見た目から呪いカビゴンと誤認されることが多く、かなり仕事しやすかったのでイージーウィンに繋げやすかった。
2ウェポンは上記の役割対象から鋼技+格闘技か炎技で悩んでたが、相手ダイマこっち非ダイマ時はほぼ欠伸と守るしか選択しないこと、ヘビボンだとミミッキュを確殺できること、そしてアムハンだとCSラプラスを2発で落とせることやチョッキドリュウズをピクシーの放射+アムハンで落とせることからヘビボンとアムハンにした。地味に構築で重いバンギラスもあまり振って無ければミトムのボルチェン+アムハンで落とせるのも大きかった。
選出率2位
陽気H4AS252
実数値:131-142-100-x-125-162
ピクシーやドリュウズ、ミトムで相手を詰めていく上での展開補助要員。スカーフを押し付けて無力化したり鬼火で機能停止させるのは初戦では読まれることはほぼなく、数数のイージーウィンを生み出した。
また、展開補助以外にもスカーフダイブでストッパーとして使ったり、ミトムのボルチェンから繋いで相手のドラパルトをじゃれで出落ちさせたりなど色々器用なことができるポケモンであった。
選出率5位
【選出】
相手の構築に応じて柔軟に選出していたが、ミトム+カビ+ピクシーが1番選出としては多く、次にタチフサグマ+カビ+ピクシーが多かった。
ドリュウズはパッチラゴンかエルフーンがいる時とヒトムナットキッス等ドリュウズが通せそうな構築、天然持ちがいる構築に、ミミッキュは相手の一体を機能停止させればこちらのポケモンのどれかが通る可能性が高い構築に積極的に選出していた。
【重いポケモン】
不意に来ると崩壊する奴ら筆頭。前者はミトムで相手がダイマ切るタイミングでこっちもピンポイントで合わせる、後者はカビでダイスチル連打→アムハンかミミッキュで鬼火をいれる。
・欠伸地割れカビゴン
タチフサグマに地割れが当たらないことを祈りながらぶん投げるか地割れを避けながらピクシーで瞑想2積みしてダイフェアリーで無理やり倒す。
ラムなら即ピクシー投げ、珠なら鬼火を入れないと行けないので型読み運ゲする
個体数が圧倒的に少なかったので半ば切ってる分あたるとボコボコにされた。アリはミトムで鬼火入れてピクシーでダイバーンかミトムでダイストリーム×2、リザはカビゴンでダイマ枯らしてミトムで頑張る。
・ウオノラゴン
同じく個体数が少なかったので切った。ミトムかミミッキュで鬼火いれるかピクシーめっちゃ削られるのと引き換えにダイフェアリーで倒す。
【結果】
TN カズオ? 最終日最高16位(4/1 2:16 AM)
最終31位
TN Ignis 最終日最高87位最終冥王星
今期が研究室に邪魔されず潜れる最後のシーズンだったので結果が出せて良かったです、今後はエアプ老害にならないよう気をつけつついい案が思い浮かんだ時はまた潜ろうと思うので当たったらよろしくお願いします!
【special thanks】
・構築の原案のミミッキュ+ピクシーを参考にさせてくれて、相談にも乗ってくれたよしこポケ(@yoshimaru_poke)
・タチフサグマ提案してくれたSRさん
・最終日共にしてくれたふたつの通話窓の人達
質問等ございましたら@kazuo_pkpzまで