【S25使用構築】幻日ランドレヒレ【最高2127最終2106(5位)】
S25お疲れ様でした。今回は人生2度目の最終一桁を取ることが出来たので記事を書かせていただきました。拙い文章ですが読んでいただけると嬉しいです。
【構築概要】
腕白HB252D4
実数値: 204-177-196-x-130-97
・ランドロス(霊獣)@オボンのみ
腕白H252B116S140
実数値: 196-165-137-x-100-129
地震/岩雪崩/剣の舞/空を飛ぶ
カプ・レヒレ@突撃チョッキ
控えめH108B4C164D4S228
実数値: 159-x-136-149-151-134
ポリゴン2@進化の奇石
穏やかH244D252B4C4S4
実数値: 191-x-111-126-161-71
トライアタック/冷凍ビーム/シャドーボール/自己再生
パッチラゴン@こだわりスカーフ
陽気AS252D4
実数値: 165-152-110-x-91-139
電撃嘴/逆鱗/炎の牙/流星群
ウーラオス悪@こだわり鉢巻
陽気AS252D4
実数値: 175-182-120-x-81-163
【構築経緯】
今までの竜王戦ルールの環境を振り返り、中盤はイベルオーガが暴れているが最後はザシアンが上位に生き残っているシーズンが多いと感じ日蝕ネクロズマから構築を組み始めた。この時、以前日ネクを触った時に対面チックな相手にはめっぽう強いがサイクルを回す相手に対して負荷をかけづらいことを課題として感じていたので、火力に振っていなくてもある程度の遂行速度を実現できる剣舞型とした。
次に、珠エスバやランドに強く出れるようHB剣舞ランドロスを採用した。この時、環境トップのサンダーに対してポリ2しか有利を取れない構築だと釣り交換などを通じてサイクル不利になると思ったので、耐久振りでありながらアッキサンダーまで抜けるところまでSラインを伸ばした。
また、日蝕ネクロズマは黒バドと珠サンダーに弱いため、HDポリゴン2を採用。構築でガブランドが若干重いため冷凍ビームを採用した。
ここまでで絶望的に両ウーラオスとカイオーガ、イベルタル、テッカグヤが重かったので、カプ・レヒレとパッチラゴンを採用。レヒレはイベルオーガに対応できるようチョッキで、パッチラゴンは相手の初手イベルタルのダイマと引きの択を誤魔化すため+スカーフ以外のオーガの上を取るためにスカーフで採用した。
最後に、受け崩しがパッチランドだけでは不足していたこと、そして黒バドをポリ2だけに任せると経験則的に大体負けてたのでそれらの穴を埋めれる鉢巻悪ウーラオスを採用。ムゲンダイナ軸と黒バド軸に有利な試合展開を作れるダイジェットの媒体となる燕返しと、以前ジェットラオスを使った時にウォール媒体が欲しくなったことが多かったので寝言を採用し、構築が完成した。
【構築コンセプト】
・全員ダイマックスを強く切れる構築にする
・相手に崩される前に崩す
【構築詳細】
・ネクロズマ(日蝕)@ゴツゴツメット
腕白HB252D4
実数値: 204-177-196-x-130-97
調整意図: A1↑ザシアンの特化インファ2耐え
A3↑ザシアンの特化きょじゅうざんが 2.3%の乱数2発
構築の軸。相手のザシアンが特化インファばかりだったのでHBゴツメでの採用となった。
火力には全く振っていないが、ザシアン対面などで剣舞し、火力がない想定でのこのこ出てきた相手の崩しのポケモンに対し対策枠に引くことでそのポケモンにダイマックスを非常に弱く使わせ、2サイクル目でこちらがダイマックスを一方的に強く押し付けられる。
サブウェポンはナットレイを返り討ちに出来そうな瓦割りや、みがわりテッカグヤに剣舞3回とスチルを積んだ後裏ごと貫けるロクブラなども試したが、どちらも活躍の場面が非常に少なかったため、汎用性の一番高そうなサイコファングに落ち着いた。
ザシアン軸には無類の強さを誇ったが、オーガイベル黒バドにはほぼ出せないので禁伝ながら選出率は少し低め。
・ランドロス(霊獣)@オボンの実
腕白H252B116S140
実数値: 196-165-137-x-100-129
調整意図: 準速ノラゴン抜き抜き
ネクロの苦手なランドエスバ等物理駒を流しつつ相手の崩しも行える枠。物理駒だけでなく裏の遅いサンダーにもある程度対応できるよう、そして鉢巻ウオノラゴンが絶望的に重いので隙を見せないよう129までSラインを伸ばした。HB剣舞ランドミラーで優位に立てるのも大きい。
耐久を削って若干不安な部分はあったが、これにより逆に襷悪ラオスが意地ばかりで確定でオボン食べて強打2耐えするようになったり、エスバの意地珠アタックでオボンを確定でたべてくれて次の火球を耐えたりと美味しい部分もあった。
・カプ・レヒレ@突撃チョッキ
控えめH108B4C164D4S228
実数値: 159-x-136-149-151-134
調整意図
HB:鉢巻悪ウーラオスの強打2発を99.7%で耐え
C:HBサンダーが冷ビ2発で70%くらいで死ぬ
S:準速80族抜き抜き
調整はこちらの記事からお借りしました
【剣盾シーズン22】スイッチトリルネクロラオス【シングル最終2位/レート2175】 - 温泉は帰ってこない
最高のポケモン。チョッキを持たせることでイベルオーガに強くなり、スカーフオーガなら潮吹きにはそこそこいい乱数で後投げから間に合う。また早いチョッキであることでダイソウゲンを撃ってくるバシャやドラン、ゲロゲなどに強くなり、鉄壁プレス残飯のディアルガとかにも押し勝てる。
原案はダイマなし環境であったため怒りを採用していたが、技範囲を広げるために草結びを採用した。これにより数多のヌオートドンラグに致命傷を与えたり、カイオーガに半分入る、対面巧みを積んできた水ロトムをダイソウゲンで殺しかける、ダイマ3ターン目とかで体力3割弱のレヒレに出てきたマンムーに上から草原を撃ち地震の被ダメをおさえて体力管理するなど相手視点見えない勝ち筋をたくさん生み出した。
・ポリゴン2@進化の奇石
穏やかH244D252B4C4S4
実数値: 191-x-111-126-161-71
黒バド受けかつ汎用特殊受け。何の変哲もない型なので特に語ることはないが、この構築には珠サンダーがめちゃくちゃダイマを切ってくるのでなくてはならない存在だった。
・パッチラゴン@こだわりスカーフ
陽気AS252D4
実数値: 165-152-110-x-91-139
運ゲ枠。ネクロがめっぽう苦手なイベル、オーガ、ホウオウ、カグヤに強く出ることが出来る。
初めは対イベルタルをレヒレでムンフォ→ダイマ切ってきたらフェアリーで対応しようと思ってたが、あまりにも物理イベルが多くて全く通用しなかったため物理と特殊、引きとダイマへ全てに一貫する立ち回りで8割で対応することにした(相手の行動としてはダイマ切ってくる相手が3割、地面引きが7割だった)。基本的にこのポケモンはダイマして立ち回るが、初手のイベルとリザードンにはこの立ち回りを強いられたため毎回お祈りしてた。
サブウェポンはナットレイに打つ炎の牙と、相手のガブマンムー引きが読めてる時に拘束されずに襷を削る為、兼ダイマを切っている時のカウンター対策として流星群を採用した。一応張り切りが乗らないのでミリの相手vsパッチのラス1対面の勝率を8割から9割にあげることが出来る。
いままで静電気サンダー使ってる人は人間じゃないと主張し続けていたがもう二度とする資格がなくなってしまった…w
・ウーラオス悪@こだわり鉢巻
陽気AS252D4
実数値: 175-182-120-x-81-163
パワーこそ正義を体現したポケモン。誰も受からない鉢巻強打を有利対面で押し付けて数的有利を取っていく。
悪ラオスにジェットを採用する利点として、
・ムゲンダイナ入り受けループをジェットナックル後の上から強打で崩せる
・初手バドレックスに暗黒強打を押し裏をぶっ倒した後、戻ってきたバドに対して引いてしまうと襷悪巧みややどみがから切り返されかねないため、戻ってきた黒バドにダイジェットを押すことで相手の殴りと巧み、身代わりに全対応出来る
・強打に受けだされた水ウーラオスにジェットを押すことで強引に処理しつつ裏の相手に強引にダイマを切らせる
などがある。この時にウォールがあると相手のダイマを1ターン多く枯らしつつ、ナックルで強化された鉢巻強打やインファで致命傷を与えることが出来る。
ウォールの媒体としてはあくび展開がレヒレが出せない時に面倒なのと歌うラッキー絡みを分からせるために寝言を採用した。
【選出・立ち回り】
〇〇or〇〇と書いてある場合はより左にいるポケモンを出すことが多いです。
・ザシアン軸
ネクロレヒレ+ポリorウーラorランド
初手ザシアンが来ることが多かったのでネクロで剣舞し、ポリランドに引くことで相手のダイマを弱く使わせる。例外として悪ウーラオスは一刻も早く処理したいのでダイマを切る。
ザシアンが特化インファばかりで隙あらば崩そうとしてくるのでネクロの体力は常に満タンを維持するか、削れてる場合は大体数的有利が取れてるのでいらないポケモンを切って再展開することを心がけた。
・イベル
パッチ+レヒレ+ウーラorランドorポリ
初手でんくちで突っ張ってきて当たったらラッキー、地面に引かれたらレヒレウーラで崩しにかかる。初手のイベルの行動は本当に人次第だが1度引かせれば行動はかなり読みやすくなるのでだいぶ立ち回りやすくなる。
レヒレ+パッチ+ランドorウーラ
初回のオーガレヒレ対面はパッチに引き雷に受け出し、レヒレがオーガに強くない型であると錯覚させた後、次サイクルでパッチの圧力から冷ビや潮吹きを押してくる相手が多かったのでそこでダイマ切ったりくさむすびを押すことが多かった。
大体珠エスバか珠ミミッキュが同居しているので可能ならランドを連れていきたいが、カバorランド+ナット+オーガと出されるとレヒレパッチで崩せないのでウーラオスで破壊してた。
・黒バド
ウーラ+ポリ+ランドorレヒレ
ウーラの強打で裏破壊してジェット→一撃で黒バド破壊した後裏を2匹で詰める。初手に水ラオスが来た場合は無理やりジェットした後、ナックル読みで黒バドに引く不届き者がたまに居たので巨大一撃を押すようにしてた。
・ホウオウ
ランド+ポリ+レヒレ
ランドで剣舞して頑張る。メタモンを見せポケにしてランドを舞わせないようにしてメタモンを出さない相手が多かったがこっちのランドが火力ないおかげでぽりで切り替えせたので躊躇なく剣舞した。
・ジガルデ
レヒレ+ウーラ+ポリorランドorパッチ
レヒレか悪ウーラのどっちかを通す。ジガルデに蛇睨まれると運ゲを仕掛けられるので極力ミストを残すようにする。大体向こうが先に珠枠で崩してこようとするのでエスバいたらランド、サンダーいたらポリはなるべく出す。
・ダイナ
構築次第。大体ダイナ受けのぽり+パッチか悪ウーラで崩しに行く。ミストフィールドを撒いてダイマ砲のダメージを抑えながらウーラでダイマを切れた時は割と勝てた。
・ネクロ
最後まで一貫する正解の立ち回りが分からなかった。ウーラオスを舞ったネクロに後出ししウォール→ジェット→ウォール→強打で処理するか、ネクロでスチルと剣舞積みあってメテオドライブとゴツメで泥仕合してた。地震かあるとかなりきつい。
【結果】
最高1位(1/1 7:40am頃)
この時レート2124か5で、抜かれたから潜ったら4桁引いて勝ったので最高レートは2127か8
最終5位
【感想】
今期は年末で研究室がなかったおかげで生活サイクルをぶっ壊して最終日を朝まで潜れる、多分院卒業まで二度と来ないであろう最高のコンディションで挑めたので21が見えてきた時から本気で最終1位目指してました。その結果上振れもあって初めての瞬間1位、しかも最終日終了直前に取れたのはとても嬉しかったです。しかしその後の潜り方が下手で、負けた最終戦に勝っててもくろこにレート5くらい負けて2位で終わってたので最終1位の壁の高さを改めて感じました。
最終1位は取れなかったけど、人生2回目の最終1桁だし最近最終溶かして終わってばっかで完全にオワコンと化してたので正直めちゃくちゃ嬉しいです。今年は就活や修論でできるシーズンは限られますが、ポケモンを諦めるつもりは微塵もないのでまた上位にくらいつけるよう頑張ります!
【special thanks】
・構築原案の1部を一緒に考えてくれたたけのこどっぺるとらふとぺぺろん
・チョッキレヒレを教えてくれたぱーじゅ
・最終日一緒に通話してくれたアポロインテグラルよしこくろもっちーとらふとかんたごーすとちゃさん
・21からの潜り方の相談に乗ってくれ、保存が一瞬過ぎった俺にカズオさんはどうせ最後潜れないよって煽って対抗心焚き付けてくれたくろこ
ありがとうございました!
∞ラオスコントロール【S23最高2072最終244位】
S23お疲れ様でした。最終は奮いませんでしたが個人的に気に入ってる構築なので記事を書かせていただきます。
【構築概要】
・ムゲンダイナ@こだわり眼鏡 控えめC252D60S196
・ランドロス@食べ残し 腕白H252A4B220D4S28
地震/岩石封じ/ビルドアップ/身代わり
・ギルガルド@弱点保険 慎重HD252B4
アイアンヘッド/キングシールド/剣の舞/影打ち
オーバーヒート/電磁波/鬼火/ボルトチェンジ
・ポリゴン2@進化の奇石
穏やかH244B84C4D148S28
冷凍ビーム/イカサマ/電磁波/自己再生
水流連打/インファイト/冷凍パンチ↔怖い顔/蜻蛉返り
【構築経緯】
・S22中盤
特化眼鏡ムゲンダイナの超火力に注目し構築を組み始めた。次に、ムゲンダイナと攻めの相性補完が良い鉢巻水ウーラオスと、ザシアンが放射+ゴツメで落とせるためゴツメ枠としてランドロスを採用。また、ムゲンダイナで相手のステロ撒きを出落ちさせることで炎タイプでサイクルが回しやすくなると考えたので、スカーフウルガモスを初めは試したがイマイチだったのでスカーフヒトムを採用。最後に相手のムゲンダイナと黒バドを受けれるポリゴン2とゼルネアスに対抗する為の残飯ギルガルドを採用し、一旦構築の形とした。しかし、研究発表が10/1に入ってしまいほとんど回せずに翌シーズンに繰り越しになった。
・S23
初めは前期の形のまま使うつもりだったが、流行りのダイナカグヤバンギが重かったこと、そしてこだわってるヒトムとスカーフじゃない水ウーラオスが個人的に使いにくかったので、ランドロス→残飯身代わりビルド、ヒトム→ゴツメ、水ウーラ→スカーフ、ギルガルド→弱点保険に変更。また相手のヒードランが重くダイナ対面マグストや鬼火を撃たれるだけでキツイので、見えない一時的な引き先になれるようポリゴン2をトレースに変更。構築の完成とした。
【構築コンセプト】
・ダイナか水ラオスを通す
・ゴチルゼルにハメられないダイナ軸にして腐らせる
【構築詳細】
・ムゲンダイナ@こだわり眼鏡
控えめC252D60S196
実数値215-x-115-216-123-175
【調整意図】
・結構乱数ギリギリなポケモンが多いのでC特化
・カイオーガの特化眼鏡冷凍ビーム最高乱数切り耐え
・臆病C252振りムゲンダイナのダイマックス砲最高乱数切り耐え
・黒バドレックスの持ち物なしサイキネや眼鏡アストラルビット確定耐え
構築の軸①。無振りイベルタルやH振りゴチルゼルなど多くの中耐久のポケモンをワンパンでき、H振りだけのバンギやヤドキングなどの生半可な特殊受けでは2発受からないため、有利対面で流星群やダイマックス砲を撃つだけで多くの相手が壊滅していった。他にもタイプが優秀なおかげで多くの相手に後投げから圧力をかけられる点や、メインウェポンを両方無効化してくるザシアンに交代読みで火炎放射を当てることでH振りでも裏のゴツメ圏内に入り、一貫を作りやすい点も強かった。
ダイナミラーは基本的に電磁波を入れて戦うことを想定していたのでsラインを下げ、撃ち合うことの多かった眼鏡カイオーガに安定するようDに回した。
選出率1位
ウーラオス水@拘りスカーフ
陽気AS252D4
実数値:175-182-120-x-81-163
構築の軸②。ムゲンダイナが苦手なヒードラン、バンギラス、ヒヒダルマ、フェローチェ、ラッキー、ブラッキーや型次第で怪しいランドロス、ポリゴン2などに強く、また水ラオスの苦手なサンダーやレヒレ、ドヒドイデ、エアームドなどにムゲンダイナがめっぽう強いため攻めの相性補完が非常に優れていた。
技構成の@1は無難に強い冷凍パンチと、見えないS操作によりムゲンダイナを通す勝ち筋を作れる怖い顔を交互に採用してたが、構築単位で鉢巻ドラパルトが重すぎるため打点となる冷凍パンチを最終日は使用した。
アタッカームゲンダイナ軸を組む上で最も相性の良い水枠はこのポケモンだと思う。
選出率2位
図太いHB252D4
実数値:157-x-174-125-128-106
オーバーヒート/電磁波/鬼火/ボルトチェンジ
主にザシアン軸に対するクッション枠。きょじゅうざん1/4であるためランドロスのように1サイクル目から特化きょじゅうざん2発やきょじゅうざん→氷の牙で貫かれることがない点はかなり偉かった。
ランドガルドヒトムと並んでるとこいつがスカーフで他のどっちかがゴツメに見えるのか、よく交代際に氷の牙や炎牙が飛んできて得をしたり、拘り前提で動かれて相手を撹乱出来た。また、ポリ以外にもS操作できる要員が欲しかったため電磁波を採用したが、あまり想定されなかったのか刺さる場面も多かった。
ただ数値が高い訳ではなく複数サイクルは回せないため、毎ターンの技選択が非常に重要なポケモンだった。
選出率3位
ポリゴン2@進化の奇石
穏やかH244B84C4D148S28
実数値:191-x-121-126-147-84
【調整意図】
・黒バドの眼鏡サイキネを91%で2耐え
・黒バドの眼鏡ショックを97%で2耐え
・麻痺後最速100属抜き
主に黒バド、イベルタル、ジガルデ軸に対するクッション枠。Sラインをここまであげることでイベルタルへの安定性がぐっと上がる。
技構成は相手のムゲンダイナなどのの足を奪うための電磁波と自己再生は確定で、ダイナジガルデへの最低限の打点となる冷ビと黒バドへの打点となるイカサマを採用した。
また今どき襷以外の黒バドでアナライズイカサマ耐え調整を施してない個体はいないと考え、特性をトレースにした。これによりヒードランに不利を取らなくなったり、黒バドジガルデなどの特性をコピーできない相手からゴチルゼルに引かれた時に逃げることが出来る、重い砂かきノラゴンに対し電磁波→上から再生により受かるようになる、相手のムゲンダイナのダイマックス砲が4回しか撃てなくなることで立ち回りを制限することができるなど、かなり多くの恩恵を受けることが出来た。
選出率4位
ランドロス@食べ残し
腕白H252A4B220D4S28
実数値196-166-151-x-101-115
【調整意図】
・日蝕ネクロズマに1竜舞後ガブリアス抜きのS114個体が多く感じたので上を取れるライン
・残りザシアン日ネク意識でなるべくHB
ネクロ対策枠兼ザシアンやダイナを絡めた半攻め半受けみたいな構築に刺す崩し枠。このptのランドはゴツメと誤認されることが多かったため、相手に想定されることなく綺麗に嵌めれる試合が多かった。
嵌める場合以外にもランドロスvs威嚇入った地震圏内の氷牙ザシアンと体力が少ない裏みたいな対面で引き読みビルドを押すことでイージーを取れたり、相手の剣舞ガブリアスなどと殴り合える点も良かった。
選出率5位
ギルガルド@弱点保険
慎重HD252B4
実数値:167-70-161-x-211-80
補完枠。主にゼルネアス軸に出していく他、ラティオスやテテフなどのエスパーが居るザシアン軸やら小さくなるラッキーを引かせるために選出した。
身代わりゼルネアスに安定するようにブレードで+2ムンフォを耐えるHD特化にしたが、Dをもう少し削っても耐えるため小さくなるラッキーへの+6アイへの乱数意識でAに回した方が良かったかもしれない。
選出率6位
【選出】
・ダイナ+ヒトムorポリ2+水ラオス
1番多い選出。全試合の7割以上このどっちかで投げた。タイプ補完の優れたサイクルを回しながらダイナか水ラオスどちらかを通す。
・ダイナor水ラオス+ヒトム+ランドorガルド
ダイナとラオスどっちかの通りが悪そうなザシアン軸に対する選出。基本はエース2匹を通しに行くがランドで詰めに行くこともそこそこあった。
・ダイナ+ポリ+ランド
ダイナカグヤバンギ等ダイナを絡めた半攻め半受けみたいな構築に対する選出。ランドを通す。
他には日ネク軸やグラードン軸にはダイナランドウーラ、ゼルネアス入にはダイナガルドウーラで投げることが多かった。
【重いポケモン】
・ザシアン軸のドラパルト(特に鉢巻)
ポリ2を選出しないと勝てないが、ポリ2をザシアン軸に選出するとめちゃくちゃ不利サイクルになるため出したくない。あとBを削ってるせいで特化鉢巻だとポリでも乱数でアローが受からない。あまり当たってなかったので軽視してたが最終日まあまあ当たって泣いてた。
・砂かきノラゴン
鉢巻逆鱗がえげつなく一貫する。逆鱗をポリやランドで受けて砂ターンを枯らすことも出来るがダイナにエラがみは正直押せるので択になって安定しない。
・眼鏡レヒレ+硬いドラン
こちらのエース2人の技が一貫しない。気合いでランドロスを通すかポリダイナでトリックとの択ゲーを無限にしてた。あとは気分で鉢巻カンチラオスに変えて逆にカモってたのでそれで最終日再戦で選出を変えさせることも出来たりしたかもしれない。
・ラキムドーダイナなどのガチガチの受け構築
こちらのptの超火力枠がダイナしか居ないため、本来であれば相手視点安定行動してるだけで絶対に勝てない。しかし、相手が謎の深読みをして勝手に自滅していくことが多々あったため、実際は再戦含め何故か勝率はほぼ5分だった。ありがたいが正直意味不明である。
【結果】
最高2072(11/1 1:30amくらい)
最終244位
【感想】
最終20位代には残りそうなレートから、夢を追って最終溶かすのを過去に何回もやってるのにまたやってしまいました…。結構好みな構築を組めただけに悔しいです。
引き際を見極めるのも実力だと思うので今後はそこの感覚を身につけていきたいです。
質問等は@kazuo_pkpzまで
【S15使用構築】 スカーフダイナスタン 【最高2112最終2065(91位)】
S15お疲れ様でした。久々にレート2100と最終2桁をとることが出来たので記事を書かせていただきました。良ければ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
【構築概要】
・ムゲンダイナ@こだわりスカーフ 臆病B12C252D28S212
ダイマックス砲/ヘドロ爆弾/火炎放射/流星群
・ランドロス@オボンのみ 腕白H252A20B204D4S28
地震/空を飛ぶ/剣の舞/岩石封じ
・メタグロス@突撃チョッキ 意地HA252D4
・ラプラス@命の珠 控えめH252C236S20
フリーズドライ/泡沫のアリア/雷/吹雪
・ウーラオス悪@こだわりハチマキ 陽気AS252D4
・ミミッキュ@フィラの実 陽気AS252D4
じゃれつく/呪い/身代わり/痛み分け
【構築経緯】
型が豊富なポケモンの方が新しい環境では強いと思い、ムゲンダイナの強い型を探していたところ、
・ムゲンダイナは相手のダイマックスに強いものの、ダイジェットなどによる加速やスカーフ枠に上から殴られることに弱い
・早いスカーフ枠は相手のS上昇や遅いスカーフ枠に強いものの、相手のダイマックスによる耐久上昇に弱い
という双方の弱点を克服できるスカーフムゲンダイナが最強の後発ストッパーになれると考え、構築の軸とした。
次に、ムゲンダイナとの相性補完に優れるランドロスとメタグロスを採用。型はザシアンに1回は後出しが効き、かつ裏への崩しも行えるHB剣舞型と、ゼルネアスとアタッカーサンダー、ラプラスに強く出れるチョッキ瓦割り型をそれぞれ採用した。
ここで、重い水の一貫切りかつダイマックスを強く使えるポケモンとしてラプラスを採用。終盤増えたナットレイで止まらないよう珠吹雪型とした。
最後に、重いヒードランやバンギラス周りの崩しを行える鉢巻悪ウーラオスと、ムゲンダイナミラーで相手の龍技居座りと特殊受け引きに両対応出来、そこから展開できる呪いたミミッキュを採用し、構築が完成した。
【個別解説】
ムゲンダイナ@こだわりスカーフ
臆病B12C252D28S212
実数値:215-x-117-197-119-194
調整意図:最速アーゴヨン抜き抜きかつB<D
構築の軸①。多様化してたムゲンダイナの型の中でもこの型は読まれることが少なく、対面強引なダイジェットによって突破をはかってくるサンダーやイベルタルなどを上からツーパンしたり、雨下のゲロゲやカイオーガ、各種ダイジェット持ちに対し削りを入れとくことでストッパーになれる、石火がないザシアンに対面勝てるなどの点は相手から見えない勝ち筋として非常に強力であった。ただ、眼鏡と同じでうちわけ出来ない読みでタイプ受けされがちな点は少々キツかった。
流星群は相手のムゲンダイナ、エースバーン、壁貼りなどの耐久振ったレジエレキなどを上からワンパンするために採用したが、TODに持ち込める自己再生や受け出してくるポリ2やブラッキーに刺せる毒毒も選択肢としてありだと思う。
選出率1位
ランドロス@オボンのみ
腕白H252A20B204D4S28
実数値:196-168-149-x-101-115
調整意図: ザシアンのきょじゅうざんを95.4%で2耐え
S1↑で最速ウツロイド抜き抜き、S2↑で準速S1↑100族抜き抜き
余りA
構築の軸②。ムゲンダイナとの相性補完がよく、物理方面へのクッションと崩しを同時に行える駒として採用した。
SラインはHBランドミラーでここまで振ればだいたい抜けると思い設定した。実際抜かれてたことは1度もなく、また竜舞以外の日蝕ネクロの上を取れることもよくあったので正解だったと思う。
選出率2位
メタグロス@突撃チョッキ
意地HA252D4
実数値:197-205-150-x-111-90
序盤にイベルタル軸のQRを使用してた時にptに入ってたこいつが非常に使い勝手が良く、ptで重いゼルネアスとラプラス、白バドレックスなどを自然と対策できることから採用。特に対ゼルネアス軸に対しては急所引かれた試合以外は全勝レベルで安定していた。ラプラス+ザシアン+サンダー的な構築に対しこいつでダイマを切る事で強く出れる点も良かった。
初めは格闘打点がアムハンだったが、瓦割にすることで相手の壁展開に対しめっぽう強くなれた。
構築で重めな悪ウーラオスには明白な不利を取ってしまうため、選出する際は常に注意してた。
選出率3位
ラプラス@命の珠
控えめH236C252S20
実数値:235-x-100-150-115-83
相手のカイオーガとウオノラゴンに水技を打たせることへの牽制かつムゲンダイナがダイマックスをきれないポケモンなので、ダイマックスを強く切れるポケモンとして採用。珠吹雪媒体の巨大旋律はHD特化ナットレイが76%の乱数二発と簡単には受からない威力をしており、こちらの補助をしつつ相手のプランを崩すことができた。
一応珠吹雪でイベルタルやH振りサンダーなどを落とすことができ、それで拾った試合が3試合ほどあるがさすがに命中難すぎるのであくまで最終手段くらいの気持ちで頭の中に入れておくといいかもしれない。
選出率5位
ウーラオス悪@こだわりハチマキ
陽気AS252D4
実数値:175-182-120-x-81-163
ムゲンダイナが苦手とするバンギラス、ヒードラン、ラキハピ、ブラッキーなどが含まれる構築や受け崩し要因としての枠。伝説環境では個々のパワーがイカれているため相手に崩される前にこちらの火力を押し付けることが重要だと感じ、出した試合は積極的に釣り出しし試合をこちらの盤面に持って行った。
毒突きを打つ機会がさほど多くなかったので、ナックル→ジェットで削れた受けのヘドロムゲンダイナを強引に崩していける燕返しを採用した。これによりみがわり黒バドレックスに対する安定択が生まれたりなど相手視点から見えない強力な勝ち筋として機能した。
選出率4位
ミミッキュ@フィラの実
陽気H4AS252
実数値:131-142-100-x-125-162
龍の一環切りかつ第二の崩し枠。ムゲンダイナミラーでこいつに引くことで相手の龍技居座りと特殊受けへの引きに両対応することができ、そこから一方的な展開を押し付けられる。
受け崩し以外にもジガルデ軸に強く出れたり、ナットレイを削ってラプラスを通す、カグヤを削ってランドを通すなど役割集中を行える点が強かった。
HPミリのエアームドやアーマーガアなどをじゃれで落とせなくて泣いた試合もあるので1wはシャドクロでもいいかもしれない。
選出率6位
【選出・立ち回り】
基本選出。ザシアン軸やゼルネアス軸などにこの選出をすることが多かった。
終盤は石火ザシアンが爆増しムゲンダイナが対面勝てなくなってしまったので初手ランドロスから入っていた。
いかにメタグロスのダイマを強く使えるかで勝負が決まることが多かった。
2匹のどちらかが刺さっていると判断したときの選出。特にウーラオスを出しているときはこいつをいかに多く行動させることができるかを意識していた。
後者は黒バド軸や日食ネクロ軸、バンギドラン入りにすることが多かった。
受けループなどへの崩しの選出。初手ダイナ→ミミッキュ引きから適当なタイミングでウーラオスを出していく。
相手のダイマをいなせるようミミッキュは身代わり2回貼れるHPを残しておくよう注意していた。例外としてホウオウ入りはラプラスで崩していた。
そのほかホウオウ入りにはランド+ラプラス+ウーラオス、白バド軸にはムゲンダイナ+メタグロス+ウーラオス、カイオーガ軸にはウーラオス+ムゲンダイナ+ラプラスなど相手に合わせて柔軟に選出していた。
【重いポケモン】
・チョッキカイオーガ
ウーラオスを選出していないと100%勝てない。てかそもそもカイオーガ入りが非常に重かったため、襷とラプラス引き考えたら潮吹き押せないやろ理論でウーラオスで泣きながら強打を打っていた。なお大体裏のHBサンダーに引かれるため一発麻痺を引くかどうかで試合が決まっていた。
・ザシアン+ヒードラン+サンダー
ランドロスが一回しかザシアンに後出しが効かないため、気合いでウーラドラン対面を釣りだしで作り続ける必要があった。原案のチハヤ以外の勝手にパクってたやつらが風船じゃなく残飯ドランばっかだったのはせめてもの救いだった。
・黒バド+静電気サンダー
これもウーラオスが一発で麻痺るかどうかで試合が決まるため相手していていやだった。
【戦績】
TN カズオ?最高207X最終宇宙
TN Ignis→ささキッズ(最終日に変更) 最高2112
(3/1 1:45am)
最終2065(91位)
【感想】
リアルが落ち着き久しぶりに全力で取り組めたシーズンだったので久々に21乗れたのはうれしかったですが、最終溶かしちゃったのはやはり悔しいです。来期もいつもよりかは時間が取れそうなのでリベンジしたいと思います。
質問等ございましたら@kazuo_pkpzまで
【S5使用構築】 脱兎ドラパカビミミ【最終2176(9位)】
S5お疲れ様でした。今回は最終9位という結果を残すことが出来たので記事にしていこうと思います。
構築名は二匹の兎で大きなアドを取った後残りのポケモンで逃げ切ることからとりました。
【構築概要】
・ドラパルト@拘り鉢巻 陽気AS252D4
実数値:163-172-95-x-96-213
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鋼の翼/蜻蛉帰り
・エースバーン@ラムの実 陽気H108A212B4D4S180
実数値:169-163-96-x-96-178
火炎ボール/ビルドアップ/身代わり/不意打ち
・ラプラス@弱点保険 控えめH252B4C236D4S12
実数値:237-x-101-148-116-82
泡沫のアリア/フリーズドライ/雷/滅びの歌
・ホルード@命の珠 意地っ張りH4AS252
実数値:161-118-97-63-98-130
・カビゴン@食べ残し 腕白HB252D4
実数値:267-130-128-x-131-50
ヘビーボンバー/アームハンマー/欠伸/守る
・ミミッキュ@アッキの実 意地っ張りH132A252B108D4S12
実数値:147-156-114-x-126-118
【構築経緯】
身内のSBMが前期使用していた鉢巻ドラパルトが使いやすく思えたので、このポケモンから構築を組み始めた。また、前期使っていた欠伸守る2wカビゴンとTLで見かけた剣舞アッキドレパンミミッキュが使用感がよかったので、この三匹で構築の軸とした。
ここで、この三体はダイマを切った場合もちろん、切らない場合も強い駒として動かせるため、これらから二体と合わせて選出するダイマを切る前提で数的有利を取りやすそうなポケモンを探したところ、珠ギガインパクトホルードにたどり着いたので採用。
また、ここまで相手の欠伸カビゴンをはじめとする欠伸展開が重かったので、そこを奇襲で起点にしボコす手段としてラムビルド身代わりエースバーンを採用した。
最後に、ここまで水の一貫が気になったのとラム持ちウオーグル・リザードン・オノノクスなどドラパカビミミをボコすためにうきうきで出てくるやつらに切り返すこともできる第二のダイマエースとして弱点保険ラプラスを採用し、構築が完成した。
【個別解説】
今回の構築はほとんど6匹とも均等に出していたので選出率は記載しません。
・ドラパルト@こだわり鉢巻
陽気AS252D4
実数値:163-172-95-x-96-213
構築の軸①。ノーリスクで連打できる襷貫通技はとても強く、襷シザリガーやホルード、ストリンダ―程度の低耐久のポケモンならワンパンできるので雑に初手に投げてドラゴンアロー連打しているだけで十分強かった。
陽気最速なのは相手のドラパルトとの同族対決で有利に立てることと、相手のCSトゲキッスとお互いダイマを切りあう展開になったときに大体ダイジェットから入ってくるので、上からダイホロウ→ダイスチルで勝てるようにするため。
後述のホルードやラプで荒らした後相手のダイマをダイブで枯らしたり、滅びターンを稼ぐムーブもめちゃくちゃ強かった。
・カビゴン@食べ残し
腕白HB252D4
実数値:267-130-128-x-131-50
構築の軸②兼潤滑油。こいつがいるだけで相手のヒヒダルマ入りに格段に立ち回りやすくなるほか、大体の攻撃を二耐えするので相手の裏を割り出したりダイマをいなしながらこちらのエースを通す場を整えることができる。
2ウエポンはミミッキュキッスドリュウズラプラスカビゴンあたりを意識して前期に引き続きヘビボン+アムハンで使用した。この構成にすることで相手のラムカビゴンにスチルウオールナックル→アムハンと守るを交互に打つことで勝てたり、大ナックルで一匹突破した後+1ダイスチルでキッスを落とせたりなど役に立つ場面は多かったので正解だと思う。
・ミミッキュ@アッキの実
意地っ張りH132A252B108D4S12
実数値:147-156-114-x-126-118
調整意図:
A142ミミッキュの珠ゴーストダイブ皮ダメ込み最高乱数切り耐え
C189トゲキッスのダイジェット皮ダメ込み87.5%で耐え
同族意識S12振り
調整はこちらからお借りしました。
非ダイマ対面最強ミミッキュ - Origin Regression
構築の軸③兼強力な詰め筋となる8世代入れ得ポケモン。アッキが発動することによりめちゃくちゃ硬くなり、さらにドンチでもりもり回復するため削って裏の圏内に入れる相手の動きをとがめることができ、非ダイマ状態で2.5タテくらいすることも珍しくなかった。ミミッキュがよく誘うカビゴンやナットレイを立ち回り次第で返り討ちにできる点もかなり強かった。
ラプラスの壁と組み合わせることでさらに不死身になったり、ホルードで暴れた後相手の切り返しのダイマックスを皮+ダイブで枯らせたりなど、構築全体ともうまいことシナジーが取れてたので性能を最大限に生かせてたと思う。
・ホルード@命の珠
意地っ張りH4AS252
実数値:161-118-97-x-97-130
数々のイージーウィンを生み出した兎①。こいつの珠ダイアタックはHBミトム、ニンフィア、トドン、アッキが発動してないピクシーくらいならワンパンでき、アーマーがアもHB特化でなければダイバーンで一撃で消し炭にできたりなど尋常でない火力が出るうえ、ダイジェットで加速もでき、さらにこちらのダイマが切れた後も最後っ屁で威力150技を放てるのでこちらが先にダイマを切って油断した相手を二体持ってく、みたいなことが簡単に決まった。
炎のパンチの枠は雷パンチと交互に使っていたが、終盤はナットレイがめちゃくちゃ多かったので炎のパンチで使用した。
・エースバーン@ラムの実
陽気H108A212B4D4S180
実数値:169-163-96-x-96-178
調整意図:
B+1でカビゴンの無振り空元気を身代わりが87.5%耐え
最速アイアント抜き
イージーウイン量産兎②。PTで重い欠伸カビゴンが基本的に空元気くらいしか炎に打点がないことと、膝や蜻蛉返りなどの存在からエースバーンがカビゴン側が様子見したくなるポケモンであることにに気づき、こいつで後出しから起点にすることでドラパカビミミキッス@2や欠伸ニンフィアやブラッキー軸、カバドリ、ナットレイ絡みとかにめちゃくちゃ強く出れた。
もう一つのウエポンは対面性能を上げるためとドラパルトに勝てるよう不意打ちを採用。基本的にドラパと対面してるときは大体A+1の状態なので不意打ち読み龍舞されそうなときはダイアーク、弱保ダイマっぽいときはダイウオールダイアークダイウオール不意打ちで返り討ちにしてた。
最終日二桁での勝ち試合の半分くらいこいつで相手をぼこしていたので構築のMVP。
・ラプラス@弱点保険
控えめH252B4C236D4S12
実数値:237-x-101-148-116-82
調整意図:
同族意識S12振り残りHC
補完枠兼第二のダイマエース。ここまで重い水の一環切りとオノノクス、ペリカメ、ウオーグルなど重いポケモンの切り返しを担当していた。
初めは粘土や混乱実などを試していたがみんな弱保無警戒で殴ってくるので弱保にしたら出せる回数が格段に増えた。
技構成は安定水打点の泡沫、独特の技範囲のフリドラ、ギャラやカメ、ドヒドガアなどに打つ雷(+2ダイサンダーのHDドヒドイデへの確定数が変わったり、ダイマギャラを雷で確定で落とせたりする)の他に、サイクル中盤でダイマを切り数的有利を取れた後ほぼ確実に相手のラス一から逃げ切ることができる滅びの歌を採用した。零度とは確実性やダイマックス、身代わり下の相手にも効果がある点で差別化できる。壁下のラプラスは大体ワンパンはできないのでラプラスの突破に二ターン→カビゴンの守るやドラパミミのダイブ、エースバーンの身代わりでターンを枯らし切ることができる。もともとラプラス自体かなり耐久があるのでこいつにダイマを切らない場合でもこの詰め筋を取ることは多かった。また、副産物としてダイウォールが撃てるようになったので相手の想定をずらすことが出来、それで拾えた試合もいくつかあった。
【選出・立ち回り】
・ドラパ+カビ+ミミッキュ
一応基本選出であり、一番サイクルに寄った選出。ダルマ入りにはこの選出が多かった。この選出をする場合どのポケモンでもダイマを切れるので、相手の選出を見ながら柔軟に対応していく。相手の欠伸カビにはエースバーンを合わせることが多かったが、この基本選出でも全員が最低限打点はあるので役割集中で頑張ることはできる。
先行ダイマで荒らして逃げ切れると判断したときの選出。初手ダイマやカビの欠伸で対面操作し有利対面にホルードラプラスを合わせてから相手を壊滅させ、残り二匹で相手のダイマを枯らし切りながら詰める。
・ドラパ+エースバーン+@1
相手の欠伸カビなどに対して出すことが多かった。基本的にエースバーンで荒らしとった数的有利を裏で詰める形となる。
そのほかどのように出そうとある程度のシナジーは取れるので相手の構築によって選出する駒を柔軟に決めていた。
【重いポケモン】
・怠ける展開カバ
基本的に役割集中でカバを見てるので不意に来られると突破できずに詰む。
・ 相手の最速鉢巻ドラパ
大体初手の同速運ゲになる。
・ウオーグル+ミトム+カビ、オノノクス+ミトム+カビ
ラプが出せないので重い。初手ホルードでミトムを持っていければ、カビゴンの欠伸を受けた後引いてエースバーンで頑張れる。
【結果】
TNカズオ? 最高12位(5/1 5:30amくらい、証拠なし)最終150位
TN Ignis 最高6位(5/1 4:55amくらい)
最終9位
【感想】
初めて最終一桁を取ることができてとてもうれしいです。
5時半くらいに両ロム一桁目前まで行ったのでより上を目指そうと思ったものの、そこで集中力を切らしてしまい本ロムを溶かしてしまったのですが、そこでやけにならずにサブを保存したのが結果的に正解でした(8時半くらいからお願い抜かないでって祈りながら更新連打してた)。
コロナ次第ですが来期も潜れそうならさらに上を目指そうと思うので当たったらよろしくお願いします!
【Special Thanks】
・ともに高みを目指し、ボーダーの見極め方など相談に乗ってくれた二つの通話窓の人たち
・切断バグに屈せず最終日潜ってたすべての正常なプレイヤー達
質問等ございましたら@kazuo_pkpzまで
【S4使用構築】鬼火カビピクシー【最高16位、最終2148(31位)】
S4お疲れ様でした。今回はS4で使用した構築について書いていきたいと思います。
【構築概要】
・タチフサグマ@かえんだま 意地H4AS252
はたきおとす/空元気/ブロッキング/投げつける
・ドリュウズ@気合の襷 陽気AS252D4
・ロトム水@バンジの実 図太いH252B140C60D4S52
・ピクシー@アッキのみ
図太いH252B244C4D4S4
ムーンフォース/火炎放射/瞑想/月の光
カビゴン@食べ残し 腕白HB252D4
ベビーボンバー/アームハンマー/欠伸/守る
じゃれつく/ゴーストダイブ/鬼火/トリック
【構築経緯】
シーズン中盤に身内のよしこぽけが使用し瞬間1位を取っていたスカーフミミッキュ+ピクシーが強そうだったのでこの2匹から構築を組み始めた。
またミミッキュ以外にも鬼火が撒けて、サイクルを回せる枠として混乱実水ロトムを採用。
ここでピクシーで詰める上で邪魔になる駒がドリュウズ、トゲキッス、ヒヒダルマ、ラプラス、炎タイプ、毒持ち受けポケモン、天然や黒い霧持ちポケモン(ピクシーミロヌオーetc)、パッチラゴンら辺になると思ったのでここに強くなるようアムハンヘビボン脂肪残飯カビと剣舞型破りドリュウズを採用した。
最後に受け崩しとして竜舞ラムドラパを採用してたが、いまいち使いこなせなかったのと相手の鬼火ドラパが重かったのでそこに強く出れる崩し枠としてタチフサグマに変更し、構築が完成した。
【構築詳細】
・タチフサグマ@火炎玉
意地っ張りH4AS252
実数値:169-156-121-x-101-147
鬼火ドラパルトや欠伸ループに強い崩し枠。結構マークが薄いポケモンなのもあってこいつが重い構築はかなり多く、多くの相手を崩壊させた。スタンパ相手にも意地根性空元気で無振りキッスやギャラ、H振りアシレーヌ程度なら確定で落とせるので出したらかなり場を荒らせた。
前期1位がブロッキングではなく守るを推奨していたお陰かあまり警戒されることはなく、相手のbを下げワンパンできる範囲がかなり増えた。また、ミミッキュに交代読みで皮破りながら火傷させたり、ギャラ対面ダイマ読みで投げつけることで被ダメを抑えて取っておけたりなどすり替えを投げつけるに変更したメリットもかなり大きかった。
選出率4位
・ドリュウズ@気合いの襷
陽気AS252D4
実数値:185-187-80-x-86-154
相手のパッチラゴン、天然勢、FCロトム等が入った構築に有利に試合を進めるための枠。そもそも剣舞型破りドリュウズが考慮されることがかなり少なく、交代読みで剣舞を積極的に撃つことで3タテルートに入ることも少なくなかった。
また、型破りドリュウズの一貫を作る上での最大の課題が目の前の敵を倒したところで裏の上から殴ってくる潰し枠に簡単に潰されてしまう(ドラパサザンダルマミミッキュエースバーンetc)事だが、高速スピンで自分でsを上げれるようにした事でそれを解消した。副産物としてステロや宿り木を解除できるのでそれによって拾えた試合もいくつかあり非常に便利な技だった。
ミミッキュで鬼火トリック決めたブレバ1wアーマーガアをこいつで起点にする瞬間が世界一楽しかった。
選出率6位
・ロトム水@バンジのみ
図太いH252B140C60D4S52
実数値:157-x-159-133-128-113
過労死枠①。崩しからクッション、展開補助までできる万能枠だが命中不安技を連打することになりがちで心臓に悪いポケモン。今期は準速のラプラスやアシレーヌがそこそこ居たのでこのsラインの調整は割と活きたように感じた。襷ガルドはこいつで初手ドロポン運ゲしてた。
カビゴン入りには空元気の威力が上がりかねないので安易に鬼火を撃たないよう気をつけた。
選出率3位
・ピクシー@アッキの実
図太いH252B244C4D4S4
実数値:202-x-136-116-111-81
構築の軸。環境に蔓延していたドラパカビミミに圧倒的に強く、一見不利な対面も場を整えれば起点にできるのでめちゃくちゃ強かった。大文字でなく火炎放射なのはアーマーガアに羽連打でppを枯らされないようにするため。
ただこいつの耐久はアッキのみ発動があってのものなので安易に消費しないよう、ラス1や有利対面でのボルチェンや釣り出しなどからなるべく出すよう気を付けた。
ミミッキュとの対面はダイホロウを撃たれる可能性がかなり高いので月光から入り、b-1になったらカビゴンかタチフサグマに引いていなしてた。また、ギャラドスなど雨や砂を撒くことで月光の回復量を減らし突破を狙ってくる連中には相手のダイマ2ターン目にダイバーン→3ターン目にダイウォールを合わせることで逆に起点にできる。(この場合晴れターンが1ターン無駄になるが雨下の向こうの3ターン目に向こうにダイウォール→飛び跳ねるで雨のままこちらのダイマが終わってしまうと試合が終わるのでこのように行動していた。)
有利対面を作って相手の裏にドリュウズがいる場合は火炎放射を交代読みで積極的に押してた。
選出率1位
・カビゴン@食べ残し
腕白HB252D4
実数値:267-130-128-x-131-50
構築の過労死枠②。主にピクシーが苦手なドリュウズやトゲキッスを見てもらう他、クッションとしてピクシーや他のポケモンの場を整える役割を果たしてくれた。
構築の見た目から呪いカビゴンと誤認されることが多く、かなり仕事しやすかったのでイージーウィンに繋げやすかった。
2ウェポンは上記の役割対象から鋼技+格闘技か炎技で悩んでたが、相手ダイマこっち非ダイマ時はほぼ欠伸と守るしか選択しないこと、ヘビボンだとミミッキュを確殺できること、そしてアムハンだとCSラプラスを2発で落とせることやチョッキドリュウズをピクシーの放射+アムハンで落とせることからヘビボンとアムハンにした。地味に構築で重いバンギラスもあまり振って無ければミトムのボルチェン+アムハンで落とせるのも大きかった。
選出率2位
陽気H4AS252
実数値:131-142-100-x-125-162
ピクシーやドリュウズ、ミトムで相手を詰めていく上での展開補助要員。スカーフを押し付けて無力化したり鬼火で機能停止させるのは初戦では読まれることはほぼなく、数数のイージーウィンを生み出した。
また、展開補助以外にもスカーフダイブでストッパーとして使ったり、ミトムのボルチェンから繋いで相手のドラパルトをじゃれで出落ちさせたりなど色々器用なことができるポケモンであった。
選出率5位
【選出】
相手の構築に応じて柔軟に選出していたが、ミトム+カビ+ピクシーが1番選出としては多く、次にタチフサグマ+カビ+ピクシーが多かった。
ドリュウズはパッチラゴンかエルフーンがいる時とヒトムナットキッス等ドリュウズが通せそうな構築、天然持ちがいる構築に、ミミッキュは相手の一体を機能停止させればこちらのポケモンのどれかが通る可能性が高い構築に積極的に選出していた。
【重いポケモン】
不意に来ると崩壊する奴ら筆頭。前者はミトムで相手がダイマ切るタイミングでこっちもピンポイントで合わせる、後者はカビでダイスチル連打→アムハンかミミッキュで鬼火をいれる。
・欠伸地割れカビゴン
タチフサグマに地割れが当たらないことを祈りながらぶん投げるか地割れを避けながらピクシーで瞑想2積みしてダイフェアリーで無理やり倒す。
ラムなら即ピクシー投げ、珠なら鬼火を入れないと行けないので型読み運ゲする
個体数が圧倒的に少なかったので半ば切ってる分あたるとボコボコにされた。アリはミトムで鬼火入れてピクシーでダイバーンかミトムでダイストリーム×2、リザはカビゴンでダイマ枯らしてミトムで頑張る。
・ウオノラゴン
同じく個体数が少なかったので切った。ミトムかミミッキュで鬼火いれるかピクシーめっちゃ削られるのと引き換えにダイフェアリーで倒す。
【結果】
TN カズオ? 最終日最高16位(4/1 2:16 AM)
最終31位
TN Ignis 最終日最高87位最終冥王星
今期が研究室に邪魔されず潜れる最後のシーズンだったので結果が出せて良かったです、今後はエアプ老害にならないよう気をつけつついい案が思い浮かんだ時はまた潜ろうと思うので当たったらよろしくお願いします!
【special thanks】
・構築の原案のミミッキュ+ピクシーを参考にさせてくれて、相談にも乗ってくれたよしこポケ(@yoshimaru_poke)
・タチフサグマ提案してくれたSRさん
・最終日共にしてくれたふたつの通話窓の人達
質問等ございましたら@kazuo_pkpzまで
【剣盾S2使用構築】重火力サザンガルド【最高30位最終268位】
初めまして、もしくはお久しぶりです。カズオ?です。今回は剣盾シーズン2で使用した構築について書いていきたいと思います。
【構築概要】
・サザンドラ@こだわり眼鏡
臆病CS252D4
悪の波動/流星群/大文字/蜻蛉返り
・ギルガルド@弱点保険
呑気H252B116D140
シャドーボール/聖なる剣/キングシールド/影うち
・ミロカロス@火炎玉
図太いHB252D4
熱湯/ミラーコート/自己再生/黒い霧
・ドサイドン@突撃チョッキ
意地っ張りHA252D4
・ピクシー@命の珠
控えめH244B44C212D4S4
ムーンフォース/大文字/10万ボルト/草結び
・ミミッキュ@アッキのみ
意地っ張りH244A124B92D44S4
じゃれつく/呪い/トリックルーム/影うち
【構築コンセプト】
・弱保ガルドで一体持ってった後相手のダイマックスをトリル呪いミミで透かしながら切り返し、こちらのトリルエースを通す
・高火力技で殴り数的有利を取り、ミロカロスで詰める
【構築経緯】
身内が使ってた弱点保険ギルガルド+トリル呪いミミッキュ+トリルエースの構築が強そうだったのでこれを軸に構築を組み始めた。
そこで、トリルエースとして前から使ってみたかったチョッキドサイドンを採用。また、ドサイを出しにくい構築に読まれないトリルエースとして出せ、ドヒドヌオー等受けを範囲で崩せる珠ピクシーを身内が使ってたのでそれもパクって採用した。
ここで、相手のヒヒダルマやエースバーン、ドリュウズなどが重いこと、また今期のルールではTODをできる要素を構築に入れたほうが上位を狙いやすいと考え火炎玉ミロカロスを採用。最後に、ここまで相手のロトム系等が異常に重いためそこに負荷をかけられ、非トリル下のエースとしても機能する眼鏡サザンを入れ、構築が完成した。
【個別解説】
・サザンドラ@こだわり眼鏡
臆病CS252D4
相手のロトム系統をワンパン出来ることや、スカーフサザンが主流な型であるがどうせ同速は怖くて突っ込まないこと、そしてDSダルマ、スカーフや弱保ドラパルトのせいでスカーフサザンの採用価値が薄いと感じたので、眼鏡での採用。悪波+ダイスチルでキッスが飛ぶためキッス素引すると択になるためか後攻ボルチェンをサザン対面で選択してくる甘えたロトムが多く、数多くのロトムを消し炭にした。
ラスカではなく蜻蛉を採用した理由は、構築で重いミミッキュに対して蜻蛉→ガルド出しで対応出来ることやスカーフに見えやすいようにするため。
・ギルガルド@弱点保険
呑気H252B116D140 (s0個体)
調整意図:
HB-A181ドラパルトのダイホロウ耐え
A142珠ミミッキュのシャドクロ+影うち耐え
(a-1珠ミミッキュのシャドクロ+ブレードでa-1影うち耐え)
対面性能の非常に高い駒。初手に置いて弱保を発動させながら一体倒し、+2影うちの威力を恐れた相手の2体目にダイマックスを切る事を誘発させられるため後続のトリル展開に繋げやすかった。
また、ギルガルドはダイマックス時シールドフォルムに戻れないためダイマを切るのは弱いと言われているが、抜群を取ってくる相手に対してはダイウォール→ダイホロウ(ダイナックル)→ダイウォール→影うち、等倍に対してはダイウォール→ダイホロウ→ダイホロウ→影うちで多くの相手のダイマックスに対面勝てるので、読まれづらい切り返しの手段として非常に強力であった。
・ミロカロス@火炎玉
図太いHB252D4
詰ませ性能が非常に高い駒。構築で重い相手のヒヒダルマやドリュウズ、インテレオンなどを受けたり、他のポケモンで数的有利を取った後TODに持ち込む上で非常に強いポケモンであった。
また物理で突破できないと悟った相手が特殊ポケモンを分かりやすくぶん投げてくるので、そこにミラーコートを刺す事で数的有利を取れたり、ミロカロス1匹で詰みという状況を簡単に作り出せた。
@1の枠は自身の詰ませ性能の向上や起点回避の為黒い霧で採用した。
相手のサザンと巧みロトムには無限に隙を見せるためそこだけ注意が必要。
ドサイドン@突撃チョッキ
意地っ張りHA252D4
メインのトリルエースとして採用。トリルエースとしての性能はもちろん、非トリル下でも後出しから巧みキッスや剣舞ミミッキュ、対面からギャラドスやドリュウズに勝てる点が強かった。またダイロックとダイアースで特殊耐久が、ダイスチルで物理耐久が上がるのでダイマックス同士の殴り合いに強めな点も評価した。
初めは岩技をストーンエッジで採用していたが、ダイロックでダイマギャラや耐久薄いキッスをワンパン出来たり、カビゴンやブラッキーの受け出しを許さない点や、ダイマ切れた後もダイマックス技以上の一撃を相手にぶち込める点を評価して岩石砲に変更した。
ピクシー@命の珠
控えめH244B44C212D4S4
調整意図:
ドリュウズの陽気アイヘ最高乱数切り耐え
サザンの特化ダイスチル最高乱数切り耐え
ダイサンダーで無振りギャラドス87.5%
第2の読まれないトリルエース兼範囲を利用した受け崩し枠。特性のおかげで毒や火傷ダメが入らない他、珠ダメが見えないため相手のダメージ計算を狂わせられる点、受けの裏にいるドラパサザンギャラキッスなどに強い点も受け崩し枠として強かった。
ドリュウズ入りの受けを相手する時、一回目のドリュピクシー対面ミロカロスに引くと2回目の対面で大体ドリルを打ってくるのでダイマックスしてダイバーンで無償突破してた。
ミミッキュ@アッキの実
意地っ張りH244A124B92D44S4
調整意図:(全て皮ダメ込み)
アッキ発動時ギャラドスの雨下ダイストリーム最高乱数切り耐え
アッキ発動時ドリュウズの陽気珠アイヘ確定耐え
キッスのダイジェット確定耐え
相手のダイマにぶん投げてトリル呪いで切り返す要因。初めはミミッキュに後出しした後ダイホロウを耐えれるカシプの実にしていたが、珠ギャラが中盤から激増したのでそこに安定するアッキの実に変更した。
単体性能は決して高くないのでトリルを通すルートが明白に見える構築以外には出さないようにすることと、数的不利を取るので出す場合はTODに持ち込まれないよう相手に悟られる前から早押ししておくことに気をつけた。
【選出】
1番最初にこれを通せるか考える。ガルドかサザンで一体持っていき、ミミッキュで相手のダイマックスに対して切り返しドサイドンかピクシーをトリル下でダイマして〆る。
・ミロカロス@2
ミロカロスを選出する場合、トゲキッスが居たらドサイドン、サザンが居たらピクシー、ロトムが居たらサザンを一緒に出すようにしてた。(これらが複数体出てくることが予想できる場合はだいたいトリルピクシーが通るのでミロカロス+ミミッキュ+ピクシーで出してた)。またミラコで反射した後相手の物理駒に役割集中をされることが選出段階で予想できる場合はミミッキュと共に出しトリル下でミロカロスを動かすこともあった。
【結果】
TNカズオ?
最高30位(1/23) 最終日最高120位最終死亡
TN Ignis
最高103位(1/29)最終日最高116位最終268位
中盤までは調子よかったけど最終盤に草結びキッスが流行しボコボコにされました。また一定数いた欠伸身代わり瞑想ニンフィア+ギャラドスやミトムに何も出来ずに負けてたのも反省点。
研究室に幽閉されるまであと2シーズンしかないので来期こそは最終2桁を取れる構築を組みます。
【special thanks】
ガルドミミッキュピクシーの案をくれ、構築相談にも乗ってくれたある(@alchem_poke)
草結びキッスの恐怖を最初に味わせてくれたくにこ
モチベをくれた通話窓の人たち
ありがとうございました!
質問等ございましたら@kazuo_pkpzまで
【s17使用構築】土人乱舞ゲコマンダガルド【最高2099/最終2055】
s17お疲れ様でした。今回はUSM最後のシーズンで使用した構築について書いていきたいと思います。いつも通りの駄文ですが読んで頂けると嬉しいです。
【構築概要】
・カバルドン@フィラの実 腕白H228B140D140
地震/ステロ/欠伸/吹き飛ばし
・ボーマンダ@メガ石 意地っ張りH212A36B4D148S108
恩返し/龍の舞/身代わり/羽休め
・ギルガルド@ゴーストZ 冷静H236B4C244D12S12
シャドボ/毒毒/キングシールド/影うち
冷凍ビーム/ダストシュート/岩雪崩/とんぼ返り
・カビゴン@食べ残し 慎重H212A4B244D44S4
恩返し/地震/欠伸/鈍い ※免疫
・バシャーモ@炎Z 意地H92A252B4D44S116
【構築経緯】
今期は最後のシーズンなので自身の最高レートを記録した意地HD身代わりメガボーマンダ+シャドボZギルガルド+スカーフゲッコウガの形から組み始めた。
これにバンギグロスミミに強く、相手のギミックや展開に対する切り返しの効く共有カバをいれた。
残りの@2に求める条件が、
・マンダを通す上での予想外の起点作成や補助ができ、相手を満遍なく削れるポケモン(遅効性の崩し枠)
・基本選出のゲコマンダガルドを通しやすくするため、カバルドンと共にぱっと見は受けポケで選出誘導できるポケモン
・クチート軸やカグヤ入りに一方的な試合展開を期待できるポケモン
・ポリグライドヒドやラキグライカグヤなどのガチガチの受けを取り巻きごと破壊できるポケモン(即効性の崩し枠)
であり、s14ではリフ毒羽コケコ+準速身代わり太鼓カビゴンで使用していたが、この構築はs14の毒ガルド(特に身代わりガルド)がほぼ絶滅してた環境だからこそ使いものになった+この2匹が初見殺しすぎて型がバレると一気に試合展開が不利になるため、上記の条件+毒ガルド入りをめちゃくちゃにできる@2を再び探すことに
結果、初めは慎重残飯の恩返し/地震/毒毒/眠るのカビゴン+剣舞炎Zバシャにたどり着いたが、カビゴンの相手のメガ枠やミミなどに見せる隙が大きすぎるため、欠伸鈍い採用の型に変更し、構築が完成した。
【個別解説】
・カバルドン@フィラの実
調整意図:
C179アーゴヨンの龍z確定耐え
C211リザyの晴れ大文字確定耐え
A143ミミッキュの+2ミミZ確定耐え
完成された展開要因。レヒレとゲコを見るだけで出したくなくなるので一部積み展開と簡単にカバ展開出来そうな格差マッチ、再戦などでしか出さないことが多かったが、出した対戦では充分な活躍を見せてくれた。
選出率6位
・ボーマンダ@メガ石
調整意図:
C211メガリザードンyのニトチャ+めざ氷耐え
アナライズポリ2の冷Bを87.5%耐え
身代わりが陽気ランドロスの-1岩石確定耐え
無振りミミッキュを恩返しで14/16
準速100族抜き抜き
構築の軸①。なんでも耐える暴力的な数値のおかげで役割対象を大幅に広げることができ、あらゆるポケモンを起点にしたり、また相手のストッパーの攻撃を耐えるので止められずに全抜きすることができた。
身代わりは相変わらず強く、Z透かしや相手の釣りが読める場面などで押してアドをとったり、毒ダメを稼ぐなど立ち回りの幅がだいぶ広まった。
また残りの4体を通す上での贅沢なクッションとして使うこともかなり多かったのでメガを切るタイミングがかなり重要なポケモンであった。
選出率1位(というか9割5分くらいの試合で出してた)
・ギルガルド@ゴーストZ
調整意図:ミラー意識でS12振り残りHC
構築の軸②。なんでも耐え、返しのZでワンパンできる対面性能の高さを利用し、有利対面からあいてをぐちゃぐちゃにしたり、構築で重いポケモンを無理やり持ってくことで相手にペースを握らせないなど、こいつのおかげでワンサイドゲームに持ち込めることが多々あった。最悪不利な状況でもキンシ択を合わせられれば巻き返せる点も大きい。
s14ではガルドの毒の刺さりが悪く聖剣で使用していたが、聖剣を打ちたい相手が減ったので毒に戻した。
ポリガルド対面と威嚇入ったガルーラガルド対面ゴZブッパは基本。
選出率3位
・ゲッコウガ@こだわりスカーフ
調整意図:スカゲコミラーと顎意識で最速
構築の軸③。技範囲の広さと蜻蛉帰りにより初手の出し負けがほぼ存在しないので、出した試合のほぼ全てで先発に出した。このptは並びの段階で初手に猛烈に誘う相手のゲココケコレヒレを出落ちさせ数的有利を取ることで試合を有利に進められた。
またこのゲコの最大打点のダストは警戒されることがすくなく、催眠樹木を蜻蛉+砂×2+ダストで処理できたり、一貫を作りやすく便利な技であった。
変幻自在でタイプを変えることで、身代わり貼ったマンダの恩を耐えながら舞わせずに3割運ゲを仕掛けたり、砂下で岩雪崩を撃って返しのポリZのテクスチャー10万を耐える、ダストでミミのじゃれつくを半減するなど相手にとって予想外の立ち回りができる点もこのゲコの偉いところだった。
選出率2位
・カビゴン@食べ残し
調整意図:
H-D:コケコの+1電気Z確定耐え
A:+1恩返しで共有カバの木の実確定で発動せず82%で3発で落とせる
ここまでで重い残飯ガルドや毒グライなどの毒を絡めたサイクルパへのメタ+自身もエースとなれるクッションとして採用。カビゴンの処理方法を毒に頼っているptはかなり多く、相手が毒持ちに引いて毒を入れに来る二ターンの間に要塞化が進んでることも多かった。また、毒サイクルに限らずポリ2など低火力ポケモンの前で呪いを積み、削れてきたり相手が高火力ポケモンに引いてきたらあくび連打で回復できるため、カビゴンが要塞化するのを許すか一匹眠らせてこちらのマンダバシャの起点になることを許すか、というどちらにしろこちらがかなり有利となる択を押し付けることができた。
努力値配分は意地と慎重で悩んだが、この型がかなり長く居座るポケモンであること、+1恩で展開カバのきのみを発動させず3発で落とせること、そして最悪ゲコなどと殴り合わせられるように慎重での採用とした。
選出率4位
・バシャーモ@炎Z
調整意図:
H-D:ドヒドイデの熱湯2耐え
S:余り
ここまでで重いポリグライやラキムドーなどのガチガチの受けサイクルとクチート軸、ゲンガーゴーリなどの害悪パへのメタとして採用。この構成にすることで受けの取り巻きのグロス顎(皮剥げば)ミミゲンガーに強く出られ、剣舞出来れば+2炎ZでCSレヒレやゴツメカバ、ガブリアスなども飛ばせかなりの受けを崩すことができた。
そもそもマンダ+バシャーモの物理の役割集中に対応できる構築がかなり限られるので、スタンパ相手でも再戦で選出を切られることも少なくなく、出してイージーを取れることも多かった。
耐久に回すことでフェロの膝やグライの地震、剣舞後イカサマ二発など色々耐えるのでより動かしやすくなった。
選出率5位
【選出・立ち回り】
・ゲコマンダガルド
基本選出。毒ガルドとテッカグヤと受け多めの構築、クチート軸など除き基本的にほとんどの構築にこれで対応できる。有利対面を悟らせず数的有利を取り、裏から出てきたポケモンにこちらも裏の二匹のどちらかを投げ切り返す、というのを繰り返す。ミミッキュはマンダガルドで型読みしながら見れる。
・ゲコマンダカビ
カバマンダミラーに対する選出。毒ガルドって分かってればカビゴンを通すことを意識する。マンダのsが遅いのでマンダミラー対面は基本的に勝てないので、浮いてる威嚇を撒き散らす枠として雑に扱って良い。
鋼Zガルドの場合だけ別で、この場合は相手がポリを出してればカビゴンを通せるがそうで無い場合はマンダを通すルートにシフトする。選出段階で鋼Zが分かってるならゲコをガルドに変えて選出し、ガルドで択ゲーを仕掛ける。
・マンダガルドカビ
相手にポリやゴツメカバ、サンダーなどテッカグヤ以外の受け駒が複数体いる場合の選出。カビゴンで荒らし、マンダガルドどちらかを通すことを意識する。
・マンダガルドバシャ
受け崩し、対ゲンガーゴーリの選出。全員が崩し枠になれるので、試合展開に応じてどれを通すかを臨機応変に決める。
基本的にはポリやカグヤに馬車を合わせ地震を打つことでドヒドが削れるかミミッキュの皮が剥がれるのでそこから有利に進められることが多い。ヌオー入りにはカグヤをゴZで削ったあとバシャをヌオー前で切り、マンダで身代わりを貼ることで勝てる。
例外としてヤドラン入りには勝てないので、カバマンダガルド選出でステロ+ゴZでグライを貫きガルドを通すことを意識した。
【きついポケモン】
・マンムー
相変わらずきつい。ゲコのトンボ→マンダの恩返しかガルドで地震耐えながらシャドボZ影で無理やり処理。
カバとゲコのトンボで頑張る。悪Zとメガの舞ってくるやつには大体負ける。
・鋼Zギルガルド
マンダで択ゲーするかガルドで択ゲーする。なんだかんだ五分だけど今期一位にはジャンケン負けまくった。
・レンチロップ+残飯カグヤ+リフ霧Zレヒレ
そもそもロップ軸がしんどいのにこの組み合わせあまりにも勝ち目無さすぎてapaになっちゃう
【結果・感想】
最高2099最終2055でした。チャレは4回あったけど1回目の運負け以外は自分が日和ったのが敗因だったので勝負所の弱さを改めて実感されました。翌日用事あったから3時半に撤退したけどもっと潜りたかった…( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ポロポロ
21は1回しか達成できなかったけどUSMの2年間めちゃくちゃ楽しかったです、剣盾でもポケモン頑張ろうと思うのでよろしくお願いします!
最高レート
最終レート
質問等ございましたら@kazuo_pkpzまで