S15お疲れ様でした。久々にレート2100と最終2桁をとることが出来たので記事を書かせていただきました。良ければ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
【構築概要】
・ムゲンダイナ@こだわりスカーフ 臆病B12C252D28S212
ダイマックス砲/ヘドロ爆弾/火炎放射/流星群
・ランドロス@オボンのみ 腕白H252A20B204D4S28
地震/空を飛ぶ/剣の舞/岩石封じ
・メタグロス@突撃チョッキ 意地HA252D4
・ラプラス@命の珠 控えめH252C236S20
フリーズドライ/泡沫のアリア/雷/吹雪
・ウーラオス悪@こだわりハチマキ 陽気AS252D4
・ミミッキュ@フィラの実 陽気AS252D4
じゃれつく/呪い/身代わり/痛み分け
【構築経緯】
型が豊富なポケモンの方が新しい環境では強いと思い、ムゲンダイナの強い型を探していたところ、
・ムゲンダイナは相手のダイマックスに強いものの、ダイジェットなどによる加速やスカーフ枠に上から殴られることに弱い
・早いスカーフ枠は相手のS上昇や遅いスカーフ枠に強いものの、相手のダイマックスによる耐久上昇に弱い
という双方の弱点を克服できるスカーフムゲンダイナが最強の後発ストッパーになれると考え、構築の軸とした。
次に、ムゲンダイナとの相性補完に優れるランドロスとメタグロスを採用。型はザシアンに1回は後出しが効き、かつ裏への崩しも行えるHB剣舞型と、ゼルネアスとアタッカーサンダー、ラプラスに強く出れるチョッキ瓦割り型をそれぞれ採用した。
ここで、重い水の一貫切りかつダイマックスを強く使えるポケモンとしてラプラスを採用。終盤増えたナットレイで止まらないよう珠吹雪型とした。
最後に、重いヒードランやバンギラス周りの崩しを行える鉢巻悪ウーラオスと、ムゲンダイナミラーで相手の龍技居座りと特殊受け引きに両対応出来、そこから展開できる呪いたミミッキュを採用し、構築が完成した。
【個別解説】
ムゲンダイナ@こだわりスカーフ
臆病B12C252D28S212
実数値:215-x-117-197-119-194
調整意図:最速アーゴヨン抜き抜きかつB<D
構築の軸①。多様化してたムゲンダイナの型の中でもこの型は読まれることが少なく、対面強引なダイジェットによって突破をはかってくるサンダーやイベルタルなどを上からツーパンしたり、雨下のゲロゲやカイオーガ、各種ダイジェット持ちに対し削りを入れとくことでストッパーになれる、石火がないザシアンに対面勝てるなどの点は相手から見えない勝ち筋として非常に強力であった。ただ、眼鏡と同じでうちわけ出来ない読みでタイプ受けされがちな点は少々キツかった。
流星群は相手のムゲンダイナ、エースバーン、壁貼りなどの耐久振ったレジエレキなどを上からワンパンするために採用したが、TODに持ち込める自己再生や受け出してくるポリ2やブラッキーに刺せる毒毒も選択肢としてありだと思う。
選出率1位
ランドロス@オボンのみ
腕白H252A20B204D4S28
実数値:196-168-149-x-101-115
調整意図: ザシアンのきょじゅうざんを95.4%で2耐え
S1↑で最速ウツロイド抜き抜き、S2↑で準速S1↑100族抜き抜き
余りA
構築の軸②。ムゲンダイナとの相性補完がよく、物理方面へのクッションと崩しを同時に行える駒として採用した。
SラインはHBランドミラーでここまで振ればだいたい抜けると思い設定した。実際抜かれてたことは1度もなく、また竜舞以外の日蝕ネクロの上を取れることもよくあったので正解だったと思う。
選出率2位
メタグロス@突撃チョッキ
意地HA252D4
実数値:197-205-150-x-111-90
序盤にイベルタル軸のQRを使用してた時にptに入ってたこいつが非常に使い勝手が良く、ptで重いゼルネアスとラプラス、白バドレックスなどを自然と対策できることから採用。特に対ゼルネアス軸に対しては急所引かれた試合以外は全勝レベルで安定していた。ラプラス+ザシアン+サンダー的な構築に対しこいつでダイマを切る事で強く出れる点も良かった。
初めは格闘打点がアムハンだったが、瓦割にすることで相手の壁展開に対しめっぽう強くなれた。
構築で重めな悪ウーラオスには明白な不利を取ってしまうため、選出する際は常に注意してた。
選出率3位
ラプラス@命の珠
控えめH236C252S20
実数値:235-x-100-150-115-83
相手のカイオーガとウオノラゴンに水技を打たせることへの牽制かつムゲンダイナがダイマックスをきれないポケモンなので、ダイマックスを強く切れるポケモンとして採用。珠吹雪媒体の巨大旋律はHD特化ナットレイが76%の乱数二発と簡単には受からない威力をしており、こちらの補助をしつつ相手のプランを崩すことができた。
一応珠吹雪でイベルタルやH振りサンダーなどを落とすことができ、それで拾った試合が3試合ほどあるがさすがに命中難すぎるのであくまで最終手段くらいの気持ちで頭の中に入れておくといいかもしれない。
選出率5位
ウーラオス悪@こだわりハチマキ
陽気AS252D4
実数値:175-182-120-x-81-163
ムゲンダイナが苦手とするバンギラス、ヒードラン、ラキハピ、ブラッキーなどが含まれる構築や受け崩し要因としての枠。伝説環境では個々のパワーがイカれているため相手に崩される前にこちらの火力を押し付けることが重要だと感じ、出した試合は積極的に釣り出しし試合をこちらの盤面に持って行った。
毒突きを打つ機会がさほど多くなかったので、ナックル→ジェットで削れた受けのヘドロムゲンダイナを強引に崩していける燕返しを採用した。これによりみがわり黒バドレックスに対する安定択が生まれたりなど相手視点から見えない強力な勝ち筋として機能した。
選出率4位
ミミッキュ@フィラの実
陽気H4AS252
実数値:131-142-100-x-125-162
龍の一環切りかつ第二の崩し枠。ムゲンダイナミラーでこいつに引くことで相手の龍技居座りと特殊受けへの引きに両対応することができ、そこから一方的な展開を押し付けられる。
受け崩し以外にもジガルデ軸に強く出れたり、ナットレイを削ってラプラスを通す、カグヤを削ってランドを通すなど役割集中を行える点が強かった。
HPミリのエアームドやアーマーガアなどをじゃれで落とせなくて泣いた試合もあるので1wはシャドクロでもいいかもしれない。
選出率6位
【選出・立ち回り】
基本選出。ザシアン軸やゼルネアス軸などにこの選出をすることが多かった。
終盤は石火ザシアンが爆増しムゲンダイナが対面勝てなくなってしまったので初手ランドロスから入っていた。
いかにメタグロスのダイマを強く使えるかで勝負が決まることが多かった。
2匹のどちらかが刺さっていると判断したときの選出。特にウーラオスを出しているときはこいつをいかに多く行動させることができるかを意識していた。
後者は黒バド軸や日食ネクロ軸、バンギドラン入りにすることが多かった。
受けループなどへの崩しの選出。初手ダイナ→ミミッキュ引きから適当なタイミングでウーラオスを出していく。
相手のダイマをいなせるようミミッキュは身代わり2回貼れるHPを残しておくよう注意していた。例外としてホウオウ入りはラプラスで崩していた。
そのほかホウオウ入りにはランド+ラプラス+ウーラオス、白バド軸にはムゲンダイナ+メタグロス+ウーラオス、カイオーガ軸にはウーラオス+ムゲンダイナ+ラプラスなど相手に合わせて柔軟に選出していた。
【重いポケモン】
・チョッキカイオーガ
ウーラオスを選出していないと100%勝てない。てかそもそもカイオーガ入りが非常に重かったため、襷とラプラス引き考えたら潮吹き押せないやろ理論でウーラオスで泣きながら強打を打っていた。なお大体裏のHBサンダーに引かれるため一発麻痺を引くかどうかで試合が決まっていた。
・ザシアン+ヒードラン+サンダー
ランドロスが一回しかザシアンに後出しが効かないため、気合いでウーラドラン対面を釣りだしで作り続ける必要があった。原案のチハヤ以外の勝手にパクってたやつらが風船じゃなく残飯ドランばっかだったのはせめてもの救いだった。
・黒バド+静電気サンダー
これもウーラオスが一発で麻痺るかどうかで試合が決まるため相手していていやだった。
【戦績】
TN カズオ?最高207X最終宇宙
TN Ignis→ささキッズ(最終日に変更) 最高2112
(3/1 1:45am)
最終2065(91位)
【感想】
リアルが落ち着き久しぶりに全力で取り組めたシーズンだったので久々に21乗れたのはうれしかったですが、最終溶かしちゃったのはやはり悔しいです。来期もいつもよりかは時間が取れそうなのでリベンジしたいと思います。
質問等ございましたら@kazuo_pkpzまで