SVS22お疲れ様でした。今回は最終4位を取る事が出来たので記事を書かせて頂きました。拙い文章ですが読んでいただけると嬉しいです。
追記:冷静に考えて一回も選出しなかったカイリューでレンタル作ってるの意味不明なので最終日前日まで使ってた炎テラスブーツカイリュー版も作成しました。もしこのpt使われる場合はこっちを試してください。
【構築概要】
・ガチグマ(暁)@食べ残し フェアリーテラス
図太いH252B76C4D156S20
実数値:220-x-165-156-105-75
ブラッドムーン/大地の力/欠伸/守る
・カイリュー@隠密マント ノーマルテラス
意地H196A252S60
実数値:191-204-115-x-120-108
神速/地震/アイススピナー/羽休め ※出してません
・サーフゴー@突撃チョッキ 飛行テラス
控えめH212B4C204D4S84
実数値:189-x-116-196-112-115
シャドーボール/ゴールドラッシュ/チャージビーム/気合い玉
陽気 H60A172B4D20S252
実数値:159-152-91-x-93-192
叩き落とす/トリプルアクセル/トリック/蜻蛉返り
・エースバーン@こだわり鉢巻 炎テラス
陽気AS252D4
実数値:155-168-95-x-96-188
火炎ボール/飛び膝蹴り/ダストシュート/とんぼ返り
・マタドガス(ガラルの姿)@風船 ゴーストテラス
図太いH252B156D100
実数値:172-x-176-105-103-80
ワンダースチーム/毒毒/毒菱/痛み分け
【構築経緯】
①新レギュが始まったのでシーズン序盤にプールを確認したところ、欠伸ガチグマが頭1つ抜けた性能をしていると感じたため、ガチグマから構築を組み始めた。この際、
・竜舞カイリューに欠伸を入れた後のアンコールをノーリスクで透かせる
・環境のパワーが全体的に落ちたことでこだわり持ちが増えると予想したため、様子見出来れば大きなアドを取れる
・欠伸ガチグマを使う上で面倒な蜻蛉返り/クイックターン持ちに対して逆に大きなアドを取れる
・ガチグマ同士の対面で相手のブラッドムーンを透かすことで一方的に有利な展開に持ち込める
と考え、欠伸守る型での採用とした。
また、特殊アタッカーの中で型の豊富なガチグマとブリジュラスが非常に面倒くさそうに見えたので、これら2匹に対して有利を取れる格闘テラバーストを採用したチョッキサーフゴーを2匹目に採用した。3匹目としては、相手にテラスを切らせながら逃げる能力が非常に高く、相手の積んだカイリューに上から切り返せるスカーフマスカーニャを採用し、この3匹を構築の軸とした。
②ここまでの3匹では、間違いなく流行すると思われたママングライに手も足も出ないのと、受け崩しの要素も欲しかったため、ガラルマタドガスを採用。こういう受け崩し系のポケモンの弱点として、相手がグライオン等受け駒を出さず攻め選出をしてきた時に腐りがちというのがあるが、素のタイプと特性の優秀さを活かし、攻め選出相手にも最低限仕事出来るよう風船霊テラスとした。
また、上記4体ではあまりにも相手のウルガモスに勝つ気がないため、余っていたカイリュー枠をウルガモス絡みにめっぽう強い炎テラス厚底ブーツ型で採用した。
③ @1に求める条件は炎タイプの高速高火力アタッカーであると考えたため、初めは眼鏡ウルガモスを使用していたが、非テラス時の相手にかけれる圧力が足りないこと、ただでさえ重いセグレイブ絡みが余計に無理になっていたため、炎テラス鉢巻エースバーンに変更した。
またカイリューをあまり選出しない関係で終盤増えた鉢巻ガブリアス等の高火力地面技持ちが非常にしんどいと感じたため、サーフゴーを飛行テラス気合い玉に変更。最後に、最終日前日に相手の襷オオニューラのフェイタルクローで運負けしすぎて腹が立ったので、カイリューを隠密マント型に変更し、構築が完成した。
【構築詳細】
・ガチグマ(暁の姿)@食べ残し
図太いH252B76C4D156S20
実数値:220-x-165-156-105-75
調整意図:
H-D→臆病ブリジュラスの眼鏡流星群耐え
S→欠伸ガチグマミラー意識
あまりB
構築の軸①。一般ポケモンとは到底思えない圧倒的な数値とブラッドムーンの技威力、そして優秀な対面操作技の欠伸でゲームメイクを有利に進められる。
月の光を切ったことで体力管理が難しくなったが、剣盾初期環境で欠伸守るカビゴンを擦ってたおかげで扱いには慣れていたこと、そして構築経緯で述べた守るのメリットがデカすぎたのでそこまで気にならなかった(特に相手サーフゴーを初めとする多くのこだわり持ちを後述のチョッキサーフゴーと合わせてほぼ完封できるおかげで数多のイージーウィンを生み出した)。
大地の力は身代わりカイリューと渦アンコカイリューを返り討ちにするためにムーンフォースにしていた時期もあったが、思ったよりサーフゴーとブリジュラスの交代際に大地を当てたい場面が多かったので最終日は戻した。
選出率1位(ほぼ全試合選出)
・サーフゴー@突撃チョッキ
控えめH212B4C204D4S84
実数値:189-x-116-196-112-115
調整意図:
C→ほとんどのお盆ガチグマを気合い玉+ゴールドラッシュで落とせる
S→最速ガチグマ抜き
あまりH
構築の軸②。型が多く全対応が難しい相手のガチグマとブリジュラスに対してあと投げからかなり対応できるのが偉かった。また、サーフゴーはこだわり持ちが環境に多いせいか打ち分けられることを想定されることが少なく、シャドボにガチグマをあと投げされた後そのまま気合い玉で殴り殺したりなどイージーウィンできる試合が多かった。
チョッキ持ちのポケモンは相手の数値受けに本来あまり強くないが、チャージビームを採用することでそこの有利不利関係を逆転できた。副産物としてHDブリジュラスのミラーコートを透かしながらCを上げて次の気合い玉でワンパンしたり、チョッキアシレーヌを起点にしながら返り討ちにしたりと恩恵は大きかった。
初めは偉ぶって格闘テラバーストで採用していたが、相手の鉢巻ガブリアス絡みがキツすぎて飛行テラスに変更した。またこの変更によって、こっちの裏にガチグマがいること分かってる状況での死に出しカイリューに対して、舞のターンにマルスケを剥がしながらチャージビームでC↑→飛行テラスで地震を透かしつつ+1ゴールドラッシュで倒すなどのオシャレムーブもできた。
選出率2位
陽気 H60A172B4D20S252
実数値:159-152-91-x-93-192
調整意図:
H-D:臆病サーフゴーのゴールドラッシュ耐え
構築の軸③。7色の技範囲で相手に選出画面や対面で圧をかけ、テラスを蜻蛉で透かして弱く使わせる動きが強力だった。また、試合終盤に舞ったカイリューに対して上からトリプルアクセルで切り替えせるのも大きかった。
技に関しては最強技の叩きと上述したトリプルアクセル、とんぼ返りは確定として@1には構築の搦手が足りなかったのでトリックを採用した。これにより前述したガチグマの守ると合わせて安全に試合を詰め切れる試合が大幅に増えた。
テラスタイプはトリックした後にスカーフサーフゴーのゴールドラッシュを耐えるためや、カイリューの神速などの先制技に耐性をつけるため鋼とした。
選出率3位
カイリュー@隠密マント
意地H196A252S60
実数値:191-204-115-x-120-108
調整意図:流用個体なので忘れました…
カイリュー枠。僕は基本選出にカイリューを絡めるのが得意ではないため、基本的に構築の@5で重いポケモンに対するメタ枠で採用することが多いが、今回は最終日前日襷オオニューラに負けすぎてサブロムが宇宙に消し飛んだのでブチ切れて隠密マント型で採用した。なお最終日に襷オオニューラに1度も当たらなかったので一度も選出しなかった。
結果論だが渦流星カイリューみたいな受け破壊特化の型の方が良かったと思う。
選出率6位(というか0)
エースバーン@こだわりハチマキ
陽気AS252D4
実数値:155-168-95-x-96-188
破壊神。マスカーニャだとパワー負けしそうと思った時に代わりに選出していた。というか最終日後半はほとんどエースバーンの方を選出していた。
カイリューに打点がないが、蜻蛉+膝×2や蜻蛉+火炎ボール+テラス火炎ボールでHAベースのカイリューくらいなら落とせるため気にならなかった。他にも、キュウコンの上からワンパン出来たり、基本選出が重いセグレイブ絡みにもかなり圧をかけられる、テラス火炎ボールで最終日爆勝ち出来たのはかなりこのポケモンのおかげだった。
余談だが、こいつは蜻蛉以外全てが命中不安なので採用を躊躇っていたが、最終日前日にポケモンでもリアルでも運があまりにも終わってたため、これは逆に最終日収束するから全部当たるやろ!って投入する決心が着いた。実際火炎ボールと膝は95%くらい体感当ててくれた。
ダストは撃つしかない場面と外してもいい場面以外は撃たないようにしましょう。
選出率4位
マタドガス(ガラルの姿)@風船
図太いH252B156D100
実数値:172-x-176-105-103-80
調整意図:
あまりD
受け崩し&ママンボウ絡み、グライオン絡みを崩す枠。どくびしを撒くとガチグマの守ると合わせて相手のポケモンがどんどん削れていくため、ママン絡みにはほぼ負けなかった。
また、素のタイプが偉いので面倒なマスカーニャやコノヨザルに有利を取れたり、風船と合わせることで鉢巻ガブリアスやスケショカイリューを完封出来る、化学変化ガスで心眼を無効にしながら霊テラスでガチグマを完封出来るなど、出し所を選べば活躍の機会はかなり多かった。
あとどくびしばかり警戒されて毒毒の警戒が薄い相手もいた為、両採用することで浮いているポケモンやブーツ持ちなどにも毒を入れることが出来た。
選出率5位
【選出】
・ガチグマ+サーフゴー+マスカーニャorエースバーン
基本選出。相手のエースへの切り返しやトリックによる詰めを行いたい場合はマスカーニャ、火力での破壊を行いたい場合はエースバーンを選出していた。
・ガチグマ+マタドガス+@1
ママン系統、グライオン入り、受け崩しの際の選出。
ママンボウ入には、相手のエースに欠伸→ママンボウに欠伸→クイタンを守って寝かせることで安全にマタドガスを着地させどくびしを巻くことを意識していた。
一旦撒けさえしてしまえば、あとはガチグマで適当に守ってるだけでどんどん相手が削れていくのでイージーウィンを量産できた。
【結果】
TNカズオ? 最高2226(9/1 8:10~40頃、証拠なし)
証拠の残っている最高レート
最終2208 (4位)
【感想】
SVでは一回もまともな最終順位に残ったことがなくて、完全に過去の老害になりかけていたので久々に納得の行く構築と結果を出せて嬉しいです。ただ正直1位争いで敗北するのは剣盾含め2回目なので嬉しいより悔しいが上回ってます…
レギュHは全体的に環境のパワーが下がったおかげで、自身のやりたいポケモンであるタイプ受けサイクルがかなり成立する寄りなのでかなり楽しかったです。まだ数シーズン残っているのでまた結果が出せるよう精進します。
対戦してくださった方、ありがとうございました!
質問等ございましたら@kazuo_pkpzまでお願いします