お久しぶりです、そしてS14お疲れ様でした。今回はS14で使用した構築について書いていこうと思います。
まず、結果ですが
TN カズオ? 最高2146最終2071
TN Anonymous 最高最終2102
と自身の初21達成と共に最高レートを大きく伸ばすことができました。2150を目指した結果最終的にメインロムはとかしてしまいましたが個人的には満足行く結果でした。
いつも通りの駄文ですが読んでいただけると嬉しいです。
最高レート更新時の画像
【構築概要】
カバルドン@フィラの実 腕白H228B140D140
地震/ステロ/欠伸/吹き飛ばし
ボーマンダ@メガ石 意地っ張りH212A36B4D148S108
恩返し/龍の舞/身代わり/羽休め
ギルガルド@ゴーストZ 冷静H236B4C244D12S12
シャドボ/聖なる剣/キングシールド/影うち
カプ・コケコ@マゴの実 臆病H212B4C4D96S196
10万ボルト/リフレクター/毒毒/羽休め
冷凍ビーム/ダストシュート/岩雪崩/とんぼ返り
カビゴン@バンジの実 意地っ張り H4A100B148D4S252
恩返し/炎のパンチ/腹太鼓/身代わり
【構築経緯】
今期は3ヶ月のシーズンでありインフレが予想されたため、自分の得意分野である型の誤認によるイージーウィンを狙うことに重点を置いて構築を組んだ。
まず、ゲッコウガの型が多様化しすぎたため、カビゴンで格闘Zや激流水Zなどの攻撃的なゲッコウガを初手に誘いそれをスカゲコで狩ることで安定して処理できると思いそこから構築を組み始めた。
また、この際AS腹太鼓カビゴンの崩し性能の高さに注目し、このポケモンが最も活かせる並びがカバマンダガルドだと思ったので並びをカバマンダガルドコケコゲコカビゴンにすることにした。
そこでカバマンダの記事を読み漁ったところ身代わりマンダとリフ毒羽コケコが含まれた記事を見つけ、これらの型が完全に忘れ去られてて警戒されないと思い採用。
最後に、マンダから地震を切ったことでメタグロス軸とバンギラス軸が重くなると思い、また霊技のみのガルドが身代わりポリZやホルードの起点にされやすいのが気になったのでそれを阻止するためにシャドボZ聖剣ギルガルドを採用し、構築が完成した。
【個別紹介】
・カバルドン@フィラの実
調整意図:
C179アーゴヨンの龍z確定耐え
C211リザyの晴れ大文字確定耐え
A143ミミッキュの+2ミミZ確定耐え
完成された調整の展開要員。不意のZでよく飛ばされてるイメージしかなかったのとレヒレゲコに見せる隙が大きすぎることから、信頼度がそこまで高くなかったので出した回数はそこまで多くなかったが、相手の積みに対する切り返しやステロによる確定数のずらしには大きく貢献してくれた。
選出率6位
・ボーマンダ@メガ石
調整意図:
C211メガリザードンyのニトチャ+めざ氷耐え
アナライズポリ2の冷Bを87.5%耐え
身代わりが陽気ランドロスの-1岩石確定耐え
無振りミミッキュを恩返しで14/16
準速100族抜き抜き
構築の軸。環境にASマンダしかおらず、それに合わせた火力ラインのポケモンやマンダの処理ルートがほとんどであったため、起点にできる範囲がめちゃくちゃ広かった。(無振りマンダの流星群などを耐えるようになるため威嚇込みで両刀マンダを起点にすることができるなど)
初めは脳死で地震を採用していたが、Battle Rebolutionオフの予選で落とした試合が身代わりだったら全部勝っていた試合だったため、試しに変えてみた所挑発のない混乱実ボルトロスや毒のない物理受けに対して対面から勝つことが出来たり、相手のZ技を透かす(特に皮の剥がれたミミッキュに対して身代わりでミミZを透かす→じゃれを耐えつつ舞う→全抜きのパターンが非常に多かった)、相手の羽休め読みの積み技に合わせて置くことで攻撃回数を増やせるなどと非常に活躍する場面は多かった。
選出率1位
・ギルガルド@ゴーストZ
調整意図:同族意識でSに少し振りDL調整残りHCブッパ
構築の最後に入ったきた枠。ptにZ枠が他にいなかったので対面性能が1番高いと思ったシャドボZ型にした。初めはシャドボキンシ影@1の枠がどくどくだったが、僕のptで重い相手の身代わり悪巧みポリZ、バンギラス、ミミロップ、ホルードなどの安易な後出しを許すと試合展開が不利になりがちなのでそれを阻止するために聖剣を採用した。副産物としてアグロな構築ではギルガルドに対し激流水Zゲコを後出しして切り返して来ようとすることが多かったのでそこによく刺さった。
この技構成だとシャドクロZの方がいいのではと言われるかもしれないが、相手のゴツメカバとHBランドロス、無振りマンダに対して無理やりぶっぱなす展開が多かったのでシャドボで良かったと思う。
また、この構成であることで、
・ゴZと聖剣を見せると剣舞ゴZを警戒させれる→キンシを相手に切らせる
・ゴZや特化の威力のシャドボとキンシを見せる→聖剣を切らせる
・シャドボと聖剣、または聖剣とキンシを見せると呑気弱保を警戒させられる→ゴZを切らせる
と相手に型を誤認させる能力が非常に高く、数々のイージーウィンを生み出した。
選出率3位
・カプ・コケコ@マゴの実
調整意図:
DL調整
最速ゲッコウガ抜き
C172ポリ2のトライアタック2発連続最高乱数切耐え
軽めの地雷枠。誰も警戒しなかったのでカビゴンやポリ2に毒を良く刺せた。このポケモンがいることでリザグロスポリミミガッサジャラランガやリザランドカビゲコミミ、カバマンダガルドレヒレポリ(カビ)のような並びに対してかなり強く出ることが出来た。
またこのポケモンとボーマンダを組み合わせることで免疫呪いレンチ@残飯と腹太鼓イバン以外の大体のカビゴンに対して安定して処理することが出来た。
選出率4位
・ゲッコウガ@こだわりスカーフ
一見普通のスカーフゲッコウガだが、カバマンダのゲッコウガでダストを採用しているケースが非常に少なかったので試験的に採用してみたところヒトムグロスレヒレに対してゲコマンダガルド選出で比較的安定して勝てたり、ゲッコウガだけで3タテできる試合が量産出来たりとめちゃくちゃ刺さった。
岩技が岩石ではなく雪崩なのは耐久に振った剣舞Xが増え、岩石だと中乱数で2耐えされてしまうから。また、性格はリザyのオバヒや混乱実ガモスのギガドレ、顎のヘドウェに受け出せたり、ダストを外してもコケコの10万を耐えられるようせっかちとした。
耐久がないように見えるがギルガルドとの相性補完がよくガルドがZ吐いた後起点にされる相手に対して安定して切り返すことが出来た。
選出率2位
・カビゴン@バンジの実
調整意図:
無振りテッカグヤ抜き
身代わりが不一致イカサマを乱数37.5%で耐える
A+6恩返しで212-171カバ最低乱数以外確定
(追記:上の調整は50%で身代わりがイカサマ耐えると計算してましたが計算ミスしてたので4-86-164-0-4-252の方がいいです(身代わりが56.3%で不一致イカサマ耐え、カバが87.5%で+6恩で落ちる)
今期の自慢の地雷枠。カバマンダは一般的にガチガチの受け構築とクチート軸が重いので、そこを奇襲で崩す手段として用意した。(メガとZを用いない崩し枠という名目で脳死でオニゴーリ採用してる奴ら見てるか?見てないだろうな…)
このポケモンの最大のポイントはそのSラインである。相手はカビゴンがここまで早いことを一切考慮してこないため、ボルトレヒレクチートに対してボルト対面腹太鼓押してそのまま出てきたクチートを上からほんちでしばいたり、遅い毒ガルドの上から身代わり貼って旧式のカバマンダに対してイージーウィンできる、呑気カグヤに対して上から身代わりして宿り木透かす→腹太鼓しながら身代わりがヘビボンを耐える→全抜きのような展開が多かった。
さらに身代わりを持つことによって受け2+攻めみたいな受け攻め両立構築に対する択をだいぶ緩和することが出来た。
また、腹を叩かない場合でも有限カビゴンのように雑に恩返しを連打してるだけで強いためホルードやギャラ、マンムーがいる構築にはそこそこ出したりもした。
選出率5位
【選出】
・ゲコマンダガルド
基本選出。相手にカバランド以外の受け駒がいない構築には基本的にこれで投げてたため全試合の6割型はこの選出をしてた。
初手のゲコでアドを取り、二匹目に対してガルドに引いて一発耐えながら無理やりZで持って行き、最後にマンダで詰めるみたいな対面的な動きと、三匹のタイプ相性保管の高さと蜻蛉と身が羽を絡めてサイクル色の強い動きのどちらもできるのが強かった。
・コケコマンダ@1
基本的に物理受け駒に毒を刺せばマンダで舞って勝ちという展開が予想できる場合はこの選出をした。
・カビマンダ@1(ガルドorカバ)
受け崩しの選出。カバマンダは受け構築視点では本来受け3選出でイージーできる構築であるため、カビゴンを動かしやすく物理受けをカビで破壊してマンダを通すのが強かった。特にムドーやポリ2を突破されたあとマンダ対面3割にかけて熱湯に魂を込めるドヒドイデを身代わりで絶望させるのが楽しかった。
【重いポケモン】
・はたき地面Zマンムー
本当に無理。こいつがいるだけで一匹は確実に死ぬ。どのポケモンを犠牲にしてどれを残すかを考えながら選出をしていた。
・毒身代わりガルド
環境から大きく数を減らしていたのが幸いだったが、当たった場合マンダで無限に択ゲーを仕掛けなければならないためきつかった。
・飛行zランド、龍舞リザX
これらとギルガルドが対面しないようにするのが理想だが、対面してしまった場合裏に安直に引くと3タテされかねないため、その疑いがある構築には無理やりゴZを吐いて突っ張っていた。なお大体相手が積んできてガルドが生存してた。
・顎ギャラ
マンダの火力がないためギャラドスを+1恩で落とせなず、有利不利関係が逆転してしまうためきつかった。特にSuroさんの並び(顎ギャラカバカビミミガッサ)を使用してる人には5〜6人ほど当たったが全敗だった。
・バシャバトン→草結び樹木
こいつも無理。全員上取られてワンパンされるのでマッチングしたら降参。
【感想】
S9に初21チャレを失敗してから自分はずっとあと一歩足りないところを彷徨っており、その間にどんどん身内に抜かれていき死ぬほど悔しかったので今回21乗れて本当に嬉しかったです。
最高レートチャレの相手が2165で後一勝できてれば2ページ目だったということだけが心残りなので次からはボスラ圏内めざしてまた面白い構築を組んでいきたいと思いました。
一緒に頑張ってきた通話窓の人達と対戦してくださった皆様本当にありがとうございました!
質問等ございましたら@kazuo_pkpzまで